2011年08月30日

2000m級の山々!美ヶ原トレイルラン

8月27日「第一回美ヶ原トレイルラン&ウオーク in 長和」(長野県)に参加してきました。

この週は雨続きで天候が危ぶまれましたが、なんとか曇り空で無事開催。前日、私が神奈川から長野に向かった後、関東はバケツをひっくり返したような大雨が降ったそうです。


会場はブランシュたかやまスキー場。
参加者は五百数十名とのこと。女性の方が多かったです。

ゲレンデの最下部、スタート地点はすでに標高1380m。
開会式、各山頂は晴れ間もあるとのことで、皆さんから笑顔がこぼれます。なんたって景色は最高のお楽しみですからね。


朝10:00スタート!
32キロもあるトレランなのに、なんでこんなにスタート時間が遅いのかな。前泊した宿の同部屋の方が“地元の人が配置に着いたりするのに時間をみてのことでしょう”と推測。私は町おこしの大会だろうから、もう一泊させようとしてるんじゃないかと・・・。

まあ、そんな話はさておき、まずはゲレンデの頂上まで標高差400mを登ります。大会案内ではゆるやかな登り・・・とありましたが、途中から坂がきつくなり、汗もダクダク。早速足にきた~。


ゲレンデ山頂から最初の山、ゼブラ山を目指します。
ツルッツル滑る石が点在して足元注意!しかも草に隠れてたりして気が抜けません。


ゼブラ山から鷲ヶ峰までは歩行区間。
なんでも自然保護区なので、道が荒れないか今年はチェックする必要があるそうなのです。


歩いて歩いて進みます。
スタッフの方の「ナイスウォークです!」という声援、よかったです。


振り返ると、おー、いい感じ~。


鷲ヶ峰山頂、1797m。ここまでガレ場続きでした。


和田峠に降りてきて、12キロ過ぎ地点、第1エイドに到着。
エイドステーションには、水、コーラ、バナナ・・・と説明にはあったけど、コーラはなかったぞ。
そしてまたエイド後ろのゲレンデみたいなところを登り、三峰山を目指します。ここからの登りはきつかったな~。一歩一歩が重たい。


登って、登って~こんなのの繰り返しー。


晴れてたら景色よかったんだろうなー。霧が吹き抜けると一気に体が冷えます。天然ミストシャワーで気持ち良かったです。急速冷蔵みたい。


お、ここは記録証に載ってたところではないか。


記録証の写真。晴れてるとほんときれいだったんだろうなあ。


第2エイドステーション。半分を過ぎたところです。
水だけのエイドですが、冷たくっておいしかったです。茶臼山への登りがキツイからがんばって!とはげましていただきました。きついのか~・・・。ちょっと気が重くなりながら、この大会、もっとも標高の高い茶臼山2006mを目指します。


山頂まで2キロの表示。山で登りの2キロは長いぞ~。
この後はもう写真を撮る余裕なし。今思えば、こういうところをちゃんとレポしなきゃいけなかったのに・・・


山頂に到着~。皆さん一時休憩です。


山頂をこえて美ヶ原へ。
ゴロゴロした石と、牛のでっかいウンチに気をつけながら進みます。


あたり一面緑の大地・・・とうたわれていた美ヶ原の景色は霧でかすんでます。


美ヶ原のシンボルの搭もかすんでます。霧の中、観光客の方々が鳴らす鐘の音がよく響いてました。


最後のエイドに到着~。


水、バナナ、おやき、ジャガイモなど。冷たいぜんざいがおいしかったです。


2カ所目の歩行区間です。
途中、観光客の方から距離を聞かれこたえると「32キロも歩くんですか?」・・・違うよ日が暮れちゃうよ。


最後の山頂、物見石山へむかいます。


物見石山山頂。ここへの登りは楽でした。
大きな石がたくさん積み上げられてました。これを越えればもう登りはない、と思っていたのですが、その後何度かアップダウンを繰り返しました。


前夜祭で主催者さんが、最後の下りのために足(の体力)は残しておくように、とおっしゃってました。かなりテクニカルなコースだということでしたが、岩場、ガレ場、しかもすべりやすい道で想像以上にテクニカルです。


慎重に進みます。


その後何度かアップダウンを繰り返し、下りの連続へ。
フカフカの道、ぬかるみの道、クマ笹の道を抜け林道に入ります。林道は4キロくらい、そしてゴールまでの舗装路が2キロくらい。とにかく最後は気持ちよくって飛ばしました。


大会の距離表示と腕時計のGPSの表示が、30キロ近くから、え~っと思うくらい合わなくなった。GPSの表示は最後は36キロに。走った感覚ではGPSの距離は正確じゃないかと。32キロ以上は絶対あったぞ。

ゴール後、サービスの温泉につかってさっぱりし、シャトルバスで会場へ戻り、車を運転して帰ってきました。中央道を走りながら、なーんか後味悪いな~と思いながら。歩きすぎだったよなあ・・・。
この大会も来年リベンジか。  


Posted by キタキタ at 06:21マラソン大会・トレイル

2011年08月18日

鍋割山荘の鍋焼きうどんを食べるぞ!の巻


14日の日曜日、湘南ホノルルマラソン倶楽部の男子会(勝手につけた)メンバーで、鍋割山(なべわりやま)山頂にある鍋割山荘のうどんを食べにいくことにしました。鍋割山は丹沢山系の一つ。鍋割山荘の鍋焼きうどんはけっこう有名です。

しかしなぜこの一番暑い時期に鍋焼きうどん?
今回このメンバーで走るのは初だったので、なんか目的があったほうがおもしろいかな~、なんてノリだったかと・・・。

コースは大倉バス停~西山林道~鍋割山~塔ノ岳~三ノ塔~大倉バス停です。
写真は大倉バス停スタート後の西山林道です。


何カ所か沢を通ります。沢の水を頭からかぶると気持ちいい~。


林道から本格的なトレイルに入るところで、ヤマビル対策、蛭よけスプレーを吹きかけます。その名もヤマビルファイター。直訳するとヤマビルの戦士?


ここは道かいな? 沢のように岩がごろごろ。


きれいな杉林の中を行きます。
木の根がむきだしの登りで、走っていけるところではありません。


まだか、まだかと思いながら長~い登りが続きます。
途中、私が知ったかぶりをして「もう少しですよ!」と言ってしまい、それからが長かった・・・ごめんなさい。
もうムシムシして暑いんです。途中会ったハイカーさんたちも汗だくでしたね。


暑い暑いと言いながら、山頂(1272m)に到着~。
いきなりうどんを食ってるようですが、到着してからかき氷を食べようか、うどんを食おうかと散々迷いました。到着するハイカーさん達は次々と炭酸飲料とかき氷をご注文! 絶対かき氷だよな~、と言いながらも、しばらくすると体も冷え、腹も減り、うどんを食う気満々に!


鍋割山荘の鍋焼きうどんです。
山の上でこれだけのうどんが食えるのは幸せ、おいしい!


他にもいろんなメニューがありますよ。


腹もいっぱいになり、もう帰ろうか~、なんて冗談も言いながら次の塔ノ岳(1491m)を目指します。
鍋割山~塔ノ岳間は極上のトレイルです。きれいなブナの森に、心地よい風が吹きぬけます。空は雲が多く、日差しがでたり、隠れたり・・・。


塔ノ岳山頂が見えました。
きれいな青空に展望を期待!


う~、雲が多くて眺望はほとんどダメでした。
山頂はたくさんのハイカーさんでにぎわっていました。


そしてお楽しみ、下りの続く三ノ塔尾根を目指します。
日差しがでてきて暑い~


と思えばいきなり雲の中・・・。天然ミストシャワーが超気持ちいいです。


途中、こんな鎖場もありますが、鎖がしっかりしていて登りやすいです。


三ノ塔(1204m)に到着。
避難小屋があるだけでした。陽もささなくなって景色は楽しめず。


三ノ塔からは下るだけ。
階段と木の根、石ころだらけの道が続きます。けっこう走れるって聞いたのですが、私の思っていたのとは違いましたね。疲れて力がでなかったのか、2度ほど足首をグキッといきそうになりました。


萩山林道に出てきました。
ここからは風の吊り橋(大倉バス停)まで舗装路を突っ走ります。


風の吊り橋に到着~。は~やれやれ・・といったところです。
この後は秦野の温泉、湯花楽でお風呂につかり、さっぱりして帰りました。

  


Posted by キタキタ at 20:30トレイルランニング

2011年08月08日

不老山、一番乗りはクモの巣だらけ


朝8:00、御殿場線に乗って静岡県の駿河小山駅にやってきました。
駿河小山駅から明神峠、湯舟山、不老山を走ろうと思いましたが、明神峠へ向かう途中、道を間違えてしまい1時間半のロス、なんという方向音痴・・・・。
う~、駿河小山駅から9:00発の明神峠へ行くバス(画像)を待って素直に乗っていけばよかった・・・。このバスは次回利用しよう。


ここは駅前の通りを右へ数百メートル進んだところ。
ここの踏切を渡った右手に健康福祉会館ふじみセンターがあります。後ろに見えるは、雪化粧をしていない夏の富士山です。


健康福祉会館ふじみセンターです。
ここに地図では「ゆ」のマークがあったのでちょい見てみると、すでに事情によりやってないとのことでした。

そして、ここにいた男性が、丹沢湖にぬける世附峠が通行止めになっていることやら、不老山へ登るにも通行止めのルートがあることを教えてくださいました。ありがたや、ありがたや・・。

予定していたルートを変更して、小山町が推進している(たぶん)、富士箱根トレイルの一部であるルートで不老山へ直で登ることにしました。この富士箱根トレイルというもの、箱根町の金時山から足柄~不老山~湯船山~三国山~富士山須走口五合目へと続くコースです。(小山町の町おこしの企画でしょうね) 


ふじみセンター前の橋を渡り、交差点を右方向へ進みます。
登山道へはこの商店の先、川のあるところから入れます。私はこの商店の隣から入りましたが、この先から入った方がわかりやすかったかと。


住宅地の中、沢沿いを行くと富士箱根トレイルの看板が。


最初は薄暗~いトレイルです。
ちょっと怖いなぁー熊が出てきたらどうしよう・・・・あーっ、熊鈴忘れた!
ここ、ただでさえ人がほとんど通らないっていうのに、これは怖いぞ~


ず~っと続く杉木立。
この杉木立の中って、クモの巣だらけ! 誰も通ってないのがよくわかります。木の枝を片手に、魔法使いのように前でクルクルさせて、クモの巣をはらいながら進みます。ちょっとバカっぽい・・・。

そしてクマさんに出会わないように、いち、に!いち、に!と声を上げながら進みます。はずかしいので、どうか山ガールさん達とは出会いませんように、と思いながら・・・


山頂まで2キロ、登りがきつくなってきました。


少々見晴らしのいいところ、山頂に到着と思いきや、200メートル手前の見晴らしスポットでした。でも展望狭し。このあたりの分岐で、はじめてハイカーの方に会いました。


こちらが不老山山頂。
見晴らしは今一つ。季節にもよるのでしょうが、ここに来るまでも見晴らしのいいところはなかったかと。


通行止めの案内もはってありました。


ここから山市場方面へ下ります。
わかりづらいですが、けっこう急な下りです。


鹿柵ぞいに行きます。
特にこのあたりはクモの巣がひどい! 油断すると顔面でクモの巣につっこんで、うっぷっぷ!! 頭もクモの糸だらけ。


番ケ平に到着~。
この近辺でやっと二人目のハイカーさんに会いました。私の進行方向から来たはずなのに、私はクモの巣にひっかかる、ひっかかる! ハイカーさん、うまくよけて来たね?


途中、崩落してるところが。
これは危険ですねー。足元に気をつけて進みます。


その先にはさらにひどい崩落地帯が!! 絶対突破は無理。
ここは迂回路がありました。さぞや他の通行止めのところもひどいのでしょう。


杉木立は続くよどこまでも~


登山道をでてきました。
棚沢キャンプ場前から降りてきた山を振り返ります。走りやすいトレイルでよかったけど、展望がほとんどなくて、ちと残念でした。


その後は舗装路を走り、清水橋を渡り、JR谷峨駅を通過。


旧道76号線を通って山北駅へ向かいます。
サイクリングの集団と何組もすれ違いました。ほぼ同じルートの国道246号線より断然交通量が少なく安全でした。


ゴールはここ!JR山北駅前にある山北町健康福祉センター。
3階にさくらの湯というお風呂施設があります。なんと400円! さっぱりして帰りました~。


今日の走行距離、ロスした分も入れて28キロほどでした。  


Posted by キタキタ at 21:35トレイルランニング