2011年09月25日

箱根外輪山、トレラン一人前コース!

箱根のおいしいところを丸ごと、一気に楽しめる箱根外輪山を走ってきました。

芦ノ湖の南、箱根峠をスタートして、外輪山を時計回りに、三国山、丸岳、金時山、明神ヶ岳、明星ヶ岳、搭ノ峰、そしてゴールは箱根湯本駅。箱根ならではの風景を楽しみながら、極上のトレイルロードが楽しめる、超おすすめのコースです。ただ距離は32キロと長いので、エスケープルートなども要確認のこと。町のいたるところに温泉があるのも箱根のおいしいところですヨ。

このコースはランネットトレイルの、トレイルコースのコーナーでも紹介されています。「制覇できたら一人前のトレイルランナー」なんてタイトルで。で、私はこのコースを「一人前コース」と言っています。



今回は湘南ホノルルマラソン倶楽部・男子会のメンバーで行きました。左からキドッピーさん、アキさん、アッキーさん、nakaやんさん、そして私の5人です。

箱根湯本駅から箱根町行きのバスに乗り終点へ。そこから道なりに進み、道の駅・箱根峠まで約1キロ歩きます。


道の駅のすぐ前にトレイルの入口があります。


樹林帯をぬけ、まず最初の「お~っ」という声がでるところ、海の平にでてきました。
見通しがとてもいいところですが、この時期は草丈が高く今一つでした。


外輪山の西側は、芦ノ湖スカイラインが並行しています。けっこうバイクが飛ばしてます。


少し行くとドライブインまであります。トレイルを走るのに気分的にちょっとがっかり。


ドライブインのお店の裏にこんな看板が。「絶景」
絶景なのか・・じゃ、見に行こう!と少しコースをはずれ一同で登ります。


お~っ!素晴らしい絶景!
何度かここは通ってるけど、こんなにきれいな見晴らし台があったとは。


最初の山、三国山へ向けて続く細いトレイル。静かでとてもいい道です。


三国山山頂(1101m)に到着。
見晴らしはまったくなし。右側、作り物の丸太、後ろ側に山頂の表示があり、見落としやすい。


先日の猛烈な台風の影響で、足元は吹き飛ばされた落ち葉だらけ。数日間の大雨の後で、泥まみれを覚悟してたのですが、ぬかるみなんかはほとんどなし。むしろ程よく湿ってびっくりするほどトレイルの状態がよかったです。


しばらく下って湖尻峠が見えてきました。舗装路を渡り、山の右側に見える道を登ります。


急坂なのでゆっくり登ります。


振り返ると、登って来た道と芦ノ湖が一望です。


笹の道を登ります。


長尾峠を過ぎ、次の山頂、丸岳(まるたけ・1156m)の電波塔が見えてきました。


丸岳付近の景色も最高です。
箱根の町と富士山がよく見えるポイントなのですが、この日は曇り。コース全体でも富士山を楽しめるはずだったのですが、今日はお預けとなりました。


金時山の麓、乙女峠へ。なだらかな道が続き気持ち良く走れますよ~!


乙女峠を過ぎ、金時山山頂へ。金時へ登る道ならではの、ゴロゴロとした石が増えてきました。


金時山山頂(1212m)に到着~。ここでおおよそ半分です。
え~、山頂の様子や風景を写した画像がありませんので、nakaやんさんのこの決めポーズで。(石原裕次郎世代!?)晴れた日は富士山がすそ野まできれいに見える、人気の山です。


で、山頂での記念写真はこのマサカリを持ってネ!金太郎伝説の山ですから。


金時山を後にし、矢倉沢峠へ降り、明神ヶ岳を目指します。ここからはアップダウンの繰り返し。後半ということもあって、疲れているときついです。後ろには箱根峠からずーっと走って来た尾根が見えます。けっこうな距離ですね~。


振り返って金時山に別れを告げます。


さあ、ひと登りすると笹のトンネルをゆくジェットコースターの道です。


止まらない止まらない~


火打石岳(988m)を過ぎたところ。右上の尾根、明神ヶ岳が見えてきました。めっちゃ気持ちよさそうな尾根でしょ~?


その前にひと登り。


尾根沿いは最高~です。金時山(一番右側)もどんどん遠くなってきました。


秋の気配、ですね~。山頂までもう一息。


明神ヶ岳山頂(1169m)に到着。


次の明星ヶ岳へ、またジェットコースターのようなアップダウン。


明星ヶ岳付近。後ろは宮城野へ下る分岐点です。


陽も暮れかかっています。急げ急げ~。


結局ゴール前に陽も落ちてしまい、最後は携帯電話で足元を照らしながら下る始末。皆さま、無理はせず、時間に余裕を持って安全なトレランをお楽しみください。

しかし、慣れた山でヘッドライトと手持ちのライトがあれば、真夜中トレイルも楽しそう~いつか行こう・・・とひそかに思っているのでした。  


Posted by キタキタ at 08:50トレイルランニング