2011年06月27日

箱根プチトレイルラン!湯坂路(鎌倉古道)

週末日曜日に行ってきました。
箱根湯本駅すぐの湯坂路・入口から登り、浅間山、鷹巣山を往復するコースです。所要時間はランナーの方で往復3時間ほどでしょうか。行きは緩やかな登り、帰りはジェットコースターのような下りです!(ハイカーの方々に注意して) 特に秋冬は枯れ草が刈り込まれ、非常に見通しがよい道です。うちの子どもたちも小学1年生のときに連れて行き、すごい勢いで下ってました。


箱根湯本駅をスタートです。天候は曇りときどき雨。


駅前の道、国道1号線を約300メートルほど登ると左手に入口があります。(写真向こうから手前に向かって進んできます)


しばらくはガレた道・・・薄暗い木陰の中を進みます。


そして石畳の道が続きます。
小雨が降って濡れているので大変すべりやすくなっています。下りは慎重に。中にはほんとによくすべる岩があってズルッといくことが何度か


お次は木の根っこ。
これも登りはいいのですが、下りでは勢いもついてつまづいたり、ひっかかったりするので要注意です。


草がうっそうと生い茂る細い道。
こういうところはクモの巣が顔にひっかかって嫌なのですが、今日は先客がいたのでしょう、切れた後がちらほら・・ちょっとありがたい。


浅間山まで50分の表示。


ゆるやかな登りが続きます。健脚な方は走って登れるでしょう。


ここまで来ると急に空の視界が開けます。山頂はもうすぐそこ。


浅間山山頂に到着。
ハイキングにはばっちりのロケーションです。ここからさらに進んで隣の鷹巣山へ向かいます。(すぐですヨ)


両脇にアジサイがたくさん植えられているのですが、今年は開花はまだのようでした。写真はヤマアジサイかツルアジサイでしょうか。


一か所、急坂を登ります。


ヒャッホーな道の先・・・


鷹巣山に到着。
天気がいい日はここもハイカーの方々で賑わいますよ。(国道・バス停からも近いです)


もう少し先に行くと、反対側の湯坂路入口にでます。
いいなーこの広々とした道。


国道1号線、湯坂路入口にでてきました。(ここまでバスでもこれますよ)
ここからは来た道を戻ります。ヒャッホーな下りの連続。比較的安全なトレイルですが、飛ばしすぎて制御できなくならないよう十分注意しましょう。


山を降りたら、温泉。箱根は最高~。




今回のランは、次の日曜にせまった北丹沢のレースの準備のためでした。特に持ち物のテストですね。リュックには水を2リットル入れて重さを確かめました。今まで1リットル以上積んだことがなかったので。走ってみると腰のあたりにリュックが強くあたり、こすれて痛くなりました。

あと下りでで爪をいためることが多いので、靴ひもを強めにしばると、かかとが靴ずれになったり・・・。試してみてわかることってたくさんありますね。

はあ~、当日まで1週間きったぞ。プレッシャーに弱い私ですが、なんとか覚悟は決めました。緊張するので、心静かに待とうと思います。  


Posted by キタキタ at 20:44トレイルランニング

2011年06月23日

ランナーの爪

芸能人は歯が命・・
そんなコマーシャルを思い出しました。(知ってる人はそこそこお年?)

ランナーは爪が命!
そんな風に思う出来事が・・・。

先日の、ヤマビル絶叫マラニックで、足の爪を傷めてしまいました。
原因は、ヤマビルが靴の中に入り込んでいないか気になって、靴ひもをちゃんとしめずにいたせいかと。トレランはただでさえ激しい足の動きで、つま先を傷めやすいですからね。

傷めた爪はというと、まあ大したことはなく、少し休めておけばよくなるか・・・・
と思っていたのに翌日、サンダル履きで、こともあろうか傷めた爪でレンガにつまづき、
「×××××~!!!」
見事にカパッと開いちゃいました・・イタタタタ。

やっちゃった~、やばい、やばいぞ~!
レースの2週間前だぞ。

最近なんか変だな~
少し前にもマラソン倶楽部でのマラニック前日に、ショッピングカートに足の小指をぶつけ爪を割ったし、この間はヒルまみれになるし、今回はまた足の爪・・・ついてないな~・・・いや、足になんか悪いもんがついてるんじゃないか。
とりあえずレース前に必勝祈願を兼ねてお参りに行くか。

1日2日しても痛みがとれないので昨日、形成外科へ。(お参りの前にまず病院だよね)
はがした方が早く治るならはがしてもらおう! と、内心びびりながらも考えていたのですが、先生に診てもらうときには痛みもやわらぎ、回復にむかってるとのことで、なにもせずに終わりました。

爪は浮いていますが、中の方からくっついてきてるそうです。
絆創膏か、肌色テープを爪の上からつけておくだけで、ぐらつかず症状もよくなるとか。あと濡らしたりしない方がいいのかな、と思っていたのですが、バイキンの害もあるので逆にお風呂でちゃんと足を洗ってキレイにした方がいいそうです。

実際、まだ少し痛みがあり、走るには無理がありそう。しかも爪がカパカパして踏ん張りがきかなさそう。週末ぐらいからは少しずつ走りはじめられるかな。
7月3日の北丹沢のレースまであと10日・・・

だったらその間に腹筋とかやったら? と、心の中で誰かが言ってますが無視してます・・・
こんな怠け者がどこまで走れるのか・・  


Posted by キタキタ at 18:28その他

2011年06月19日

山蛭(ヒル)まみれ!雨上がりの丹沢

なんでこんな日に丹沢に、山ヒル注意なんて書かれてるところにトレラン(トレイルランニング)に行くかな~、俺。

ほんとにバカだと思いました。山ヒル対策もしないで、走ってれば大丈夫だろう、靴についたりしたら振りはらえばいいだろう・・・なんて思っていたのです。


スタート地点は神奈川県・宮ヶ瀬湖の少し南、土山峠。
本厚木駅からバスで宮ヶ瀬湖行きに乗り約40分。目的地まで、買ったばかりの防水デジカメの説明書を読んだり、地図を見たり。土山峠から辺室山~三峰山~大山~浅間山を通り、鶴巻温泉がゴール。

ここを走るのは2回目。前回は11月中頃に来ました。そのときはここで降りた人が5,6人はいたかな。今回は誰もいません。貸切か~と、ほんのり笑みが。

黄色い看板、おー、熊に注意の看板が新しくなっている。清川村付近では昨年も熊の目撃情報等がニュースになってましたからね。



ちゃんと熊鈴を装備してますよ。

天気は小雨が降ったり止んだり。防水デジカメだから大丈夫だよ・・・そんなことを思いながら、登山口に丁寧に置いてある「蛭よけ」の薬品を無視して入って行きました。ゴールの鶴巻温泉を楽しみにして。


先の方の視界は悪く、なんか西洋の怖~い映画のよう。静かに進んでたら熊ともはちあわせそう。

しかし、このとき、すでに別のものがじわじわと・・・

くるぶしあたりに チクッ あれ?
靴下をめくってみると、あーっ!咬まれてる~。これが山ヒル? 思ったより小さいのでこんなものか・・・と。振りはらうと血がジュルッ。
このあたりはヒルに注意って地図にも載ってるしな。まあ、先を急ごう。

少し行くと、今度はひざの裏にチクッ、えっ?
見るとゲイター(ふくらはぎ用のタイツ)をよじのぼったのか、3匹も咬んでいる。また血がジュルッ。少し後悔の念が・・来た道をもどって薬品を塗りに帰った方がいいか・・・いや、このヒルが出るってところを急いで抜けたほうがいいか・・。よし、急ごう。
辺室山で写真を撮るつもりが、いつの間にか過ぎていました。



また少し行くと、あれ?あれ?あれ? なんだか靴にどんどんよじのぼってくる・・・ヒル、ヒル、ヒル。やばい~!! あわてて小さな切り株の上にのって払い落しました。

どうしよう、とりあえず物見峠まで行こうか。急げば数分で行けるし。
途中、小さなヒルがクネクネと数匹。靴に咬みついて離れないので仕方なく汗をふくために持っていたハンドタオルで バシッ!バシツ!

地面を見ると、土の中からニョッキリとヒルが出てきて「こんにちは」? いや、「いただきます」って言った? ニョッキニョッキとシャクトリムシを硬直させたような、くの字型で近づいてきた! やばいやばい。またあわてて切り株に待避。まさか靴の中に入ってないだろうなーと靴を脱いでみると、「なんでお前は靴の中にいる?」 


なんとか物見峠まで来た。
台の上でしばらく考えた、というか、もうかなり戦意喪失。鶴巻温泉付近でもヒルに咬まれてる人がいたのを思いだし、絶対無理だ。



台の上で、靴の裏から這い上がってきたのか、また1匹姿を見せた。これは子どもか、ほとんどがこのサイズだった・・・ここまでは。


あれ? この紐を通すところに・・・


めくってみると、ニョロ~・・

早く一番近いところから降りよう。物見峠から一番近い下山口は、煤ヶ谷(すすがや)のようだ。地図には “ヒルに注意” もう十分ヒルは見たよ、血も吸われたよ。ここからならずっと下りみたいだ。走っていけばなんとかなるか・・。(←甘い、甘い、甘いんだよ~)

よし、行こう!!! 気合いを入れてダッシュ~~
で、100メートルほど進んでちょっと気になって靴を見ると・・・
ギ、ギエ~~~ッ!!!
ひい、ふう、みい・・・ いや、二、四、六・・・ いや、四の八の・・あーわからん! 片足だけですでに十数匹!!! しかもでかいのも混じってる!  もっていたハンドタオルでバシッ!バシッ!バシバシバシッ!!! ふと地面を見ると、えっ?えっ?えっ?
ニョキニョキニョキ~ あたり一面からヒルが湧き出してきた!

こ、これはホラー映画? 思いだしたのは “もののけ姫” “風の谷のナウシカ” 高橋留美子の “笑う標的”

す、すさまじい数だ~!!
100メートルほど走っては払い落し、また100メートル走っては払い落しの繰り返し。崩落してるところが何か所もあり危険。倒れこんだらそれこそ全身ヒルまみれだ。

途中、木の台があり待避。昔遊んだ鬼ごっこ、高い所に登ったらセーフ、みたいなのを思いだした。でもこれはかなりリアルだ。
ヒルまみれの写真は撮る間もなく、また後で振り返るのも嫌だと思い撮ってません。


ヒルは人や動物が口から吐く二酸化炭素を感じて土中からでてくるのだとか、テレビで見た。
再現してみようと、台の上にしゃがんで地面に ふ~っと息を吹きかけると、と、と~??? ニョキニョキニョキ~~ うお~っテレビでみたのと同じ。あれって外国じゃなかったんだ、こんな近く、いや目の前の現実だとは。
これってあれですよ、女性が鼻の頭になんか貼って皮脂をとるってやつ。白い皮脂がびっしり、みたいな。まさしくそんな光景。

中には大きな奴がまたシャクトリムシのような歩みでどんどん近づいてくる。しかも一歩がでかい! これまた子どものときに遊んだ、グーリーコ!を思いだした。 さしずめ、さっきゲイターの上まで登ってきたやつらは “チ・ヨ・コ・レ・イ・ト” だったのか・・。


煤ヶ谷まであと2.2キロ。トレイルの2.2キロは長いぞ~。
もうこの後はひたすら走ってはヒルを払い落し、走っては・・・の繰り返し。止まると硬そうな地面だろうが岩場だろうが、出てくる出てくる。あー、もう絶対来ないぞ、絶対来ないぞ。


アスファルトを踏んだ時はほんとにホッとしました。
登山口で老夫婦が「ヒルがすごかったでしょう?」と声をかけてくれました。
少し前に足が血だらけになった親子が降りてきたそうです。 かなりかわいそうな状態だったとか。
こ、この道をハイキングで降りてきた? 恐ろしい・・・
今日みたいな雨上がりの日は、ヒルは特に活発になるそうです。私は一人でよかった。子どもはかわいそ過ぎるよ。

山中は6キロほど、このあとせっかくなので茅ケ崎の自宅までゆっくり走って帰りました。合計32キロほど。

自宅に帰っても絨毯の上、布団の上・・・どこからともなくヒルがわいてくるような錯覚が。
大変勉強になりました。





6月21日 追記

物見峠~煤ヶ谷間は、絶好の絶叫区間であるが、崩落してる場所があるので要注意。  


Posted by キタキタ at 10:49トレイルランニング

2011年06月14日

大会前の武者頭痛?

い、痛たたたた・・今朝起きると頭痛が~。

こ、これはもしかして・・
たぶん、病気ではありません。
プレッシャーの高い大会を前にして、体が(特に脳が)出場拒否を促してるようです。

以前、伊豆大島一周マラソンにでたときもこんなことが。
その大会前日は、楽しく島観光をするはずが、ずっと頭痛。坂道がきついコース、という話にびびってたからではないかと。まさしくそのときと同じ。

その頭痛の原因となる次なる大会は “北丹沢12時間山岳耐久レース”

開催日は7月3日、まだ先なのにもうこんなに緊張してしまっている。
ん~実力も乏しいのに、刺激がほしくてエントリーしてしまいました。
でも結構楽しみにしてます。
緊張とその間でゆらゆら揺れて、なんかおもしろいです。

この頭痛、武者ぶるいならぬ、武者頭痛ってやつでしょうか。
そういえば、いつかのランナーズ(雑誌)に脳をうまくコントロールしよう! みたいな記事が載ってたな。体が無理なことを回避しようと体調を悪く感じさせたりするのだとか・・・。
バックナンバーを探して読んでみようっと。  


Posted by キタキタ at 12:33その他

2011年06月11日

第2回富士忍野高原トレイルレース すべるるる~

6月5日、忍野高原トレイルレースに夫婦そろって参加してきました。

いや~きつかった!
私はロングの31キロ、妻はショートの14キロ。毎度のことながら大会ホームページのきれいな風景にワクワクして、安易にエントリーボタンをポチッ、とした次第です。


会場は山梨県の忍野中学校。
2グループに分かれてのウエーブスタートです。7時30分、第一グループがスタートしました。
パンパンッ!!と花火が上がって盛り上がります。雰囲気いいぞ~この大会。


10分後の7時40分、第2ウエーブで私もスタートです。ほぼ最後尾。


無理をしないで後ろからぼちぼち行く作戦です。前回、東丹沢のトレイルレースにでたときは、足がパンパンになって思うように足が動かなくなりましたから。


スタートから3キロぐらい。
早速大会ホームページにも載っていた景色が現れました。高原って感じがしますよ。ただ先日の台風の影響で、トレイルはいたるところ大きく陥没してました。


後ろを振り返ると・・・惜しい~、富士山がかすんでいる。
会場が見降ろせました。


その後すぐに渋滞。
狭いうえに岩場や大変すべりやすいところが続出。まだ3,4キロのところで1時間後のショートの部、スタートの号砲が鳴り、花火がパンパンと打ちあがりました。渋滞中の皆で拍手で応援!

このあたり、血を吸うやっかいな虫、ブヨがたくさんいました。私の前の人が、露出したくるぶしあたりを何匹にも吸われてました。そのおかげで私は助かったような・・・


一つ目の山頂到着。


10キロぐらいまではとにかく滑りやすいところばかり。
岩場も木の根もツルツル滑ります。ロープを持ってるのにズルッズル! 気をつけて~と注意を促しながら次々とすべる。おしりが汚れた方がたくさんいました。私は滑ったひょうしに岩場で足をぶつけました。幸いかすり傷ですみました。

11キロくらいで時計を見ると、すでに3時間経過。けっこう危ないところが多かったので急がず、マラニック気分で行くことにしました。


極上のシングルトラックが続きます。


登って登って、いい景色が期待できそう・・・


山中湖が一望。
もうなんて山かは全く気にしてませんでした・・・


のどかな風景が楽しめます。


各エイドのスタッフさん達、たくさんある分岐点で案内をするスタッフさん達、消防団と思われるたくさんの方々・・いったい何人いるの?と思うくらい大勢のスタッフでした。しかも皆さん盛り上げようという意気込みが素晴らしい!ランネットの大会100選にも選ばれたそうですよ。


一度山を下りて、こんな農道も走ります。これまたのどかな風景でした。


終盤、ふたたびトレイルへ。
かなりへばってますが、こんな時は、少し走って歩いての繰り返し作戦。このあたりはショートの部も走ったようです。先の農道と、林道っぽいところだけで、景色を楽しんだりするところはなかったそうです。


最後の登りだったかと・・。

この後、ふもとまでずーっと下って平地へ。きついきついと思いながらも最後は気持ちよく走ってゴールできました。今回はイーブンペース、イーブンペースと思いながら走り、最後まで体力がもったからかと。途中、ビュンビュン抜いてった人たちにも後半また会えましたし。

ショートに参加した妻はずっと前にゴールして待ちくたびれてました。
ちなみに妻の順位、年台別の部16位! すげー、順位だけ見たらめっちゃ早そう。


ゴール後は定番の豚汁!と、おそばのお土産。


民家の庭先や沿道に菖蒲がいたるところに咲いていました。


参加賞は、速乾性(たぶん・・)の長袖Tシャツ。
これはいい! 大会に参加するたびにTシャツ(しかもロクでもないプリント)はいらないと思ってたけど、長袖はほしい!お金かかってるな~袖にまでプリントが入ってますよ。

走った走った、遊んだ遊んだ、大変充実した一日でした。
でももっと楽しく走るには、まだまだ鍛えないといかんな~と毎度のことながら思うのでした。

  


Posted by キタキタ at 00:35マラソン大会・トレイル