2012年04月30日
山梨県と神奈川県の県境の山、甲相国境尾根
4月29日、山梨県と神奈川県の県境の山、甲相国境尾根(こうそうこっきょうおね)に行ってきました。
丹沢山地の西端・三国山(みくにやま)から、丹沢北部の大室山(おおむろざん)間を、甲相国境尾根と呼ぶそうです。山梨県(甲斐国)と神奈川県(相模国)の県境に伸びる延長約20km、地図で見てもわくわくしてしまうような美しい尾根です。
城ヶ尾峠からは廃道と思われる道で信玄平、地蔵堂へと下りました。少々危ない道だったので注意が必要です。
朝8:00、JR駿河小山駅から富士箱根トレイルへのアクセスとして運行しているハイキングバスに乗り、明神峠へ。
約25分で明神峠、トレイルの入口に到着。
8:30スタート、まずは三国山へ。
芽吹いてきた木々の間を歩くのは気持ちいい・・・のはずが、まわりはバイクとかの騒音でかなりうるさいです・・・。富士スピードウエイも近くだし。
三国山(みくにやま・1343m)に到着。神奈川県、山梨県、静岡の県境になってますね。
広々としていました。向こう側に富士山が見えるのですが、緑が生い茂ると見えなくなりそうです。
マジですか・・・今日も熊鈴忘れてしまった。
三国山から三国峠へ。枯れ葉がたくさんつもったくだり道です。
鉄砲木ノ頭(てっぽうぎのあたま:1291m)に到着。(別名、明神山)
広々として富士山と山中湖が一望です。
切通峠へ。ひゃっほー!な道が・・・
これでもか~と続きます。
後でわかったのですが、この先の切通峠は、この尾根の最低地点とのことでした。
切通峠を過ぎ、高指山近くになると急坂になります。この何が書いてあるのかわからなくなった地図の左後ろを登って行きます。
ここで小学生とお父さんの親子が登ってました。私は山で子どもに会ったときは、「すげーなー!」と驚いてやります。だいたいその後、元気に登って行ったり、鼻を高くしてまんざらでもないような顔をしたりします、はい、とてもかわいいです。
高指山(たかさすやま・1174m)に到着。
ここにきて山中湖方面から吹奏楽の音が見事に響き渡ってきました。静かな山歩きはまだ少し先か・・・
かなり走れます。
尾根を巻いて進むような道がけっこう好きです。ここはすぐに終わっちゃいましたが・・・
石保土山(いしほどやま・1297m)に到着。展望がよかったです。
そしてまた、ズア~ア~とくだります。
樅ノ木沢の頭(1306m)、油沢ノ頭(1310m)、ブナノ丸と続き、こんなのの繰り返し~
菰釣山(こもつるしやま・1379m)に到着。明神峠から14キロでした。午前中に着けるだろうと思っていたのが、お昼を過ぎてしまいました。
天気は快晴で暑かったです。持ってきたドリンクは、ハイドレーションに水1リットル、別でスポーツドリンクを1リットルの計2リットル。この暑さだと水も補給食も足りなさそう・・・日陰に座って一人作戦会議。
時間ともに余裕があれば畦ヶ丸(あぜがまる)から大滝峠上を経て中川温泉をゴールにしたいと思っていたのですが、諦め、廃道らしき道を通って丹沢湖の東へおりてくるコースへ。これがエスケープルートになったのかどうかは、疑問なくらい時間がかかりました・・・。
城ヶ尾峠へ向けて1キロほどくだると、菰釣山避難小屋が。けっこう立派ですね。
急坂や急登が後半の脚の体力を奪います。
さあ、登ったぞ~
と思いきや、また一気に下り道。
ブナ沢ノ頭(1229m)、中ノ丸(1280m)とこんな感じで続き・・・
城ヶ尾山(じょうがおやま・1199m)に到着。
その後すぐ、城ヶ尾峠に到着。信玄平(しんげんだいら)へは廃止ルートに・・・
善之木・神地の反対方向に信玄平への道があります。
これです。ちょっと怖い気もしますねー。
いきなり木の橋が傾いてます。渡った後に撮りました。足元は笹をつかんでないと危ないほど道がくずれていました。
数か所、くずれているところがありましたが、通れないほどではありません。人の踏み後がついてました。
信玄平に到着。標識も、木のテーブルも朽ち果ててます。
大木が倒れてたり、木が朽ち果ててたり、さみし~い道です。
途中、鹿柵の向こうにきれいな桜の山景色が。
だいぶくだると杉林に。足元は積った杉の葉と、小枝がたくさん。杉の枝は足にからんできて、歩いててもこけそうになりました。
地蔵平の沢にでてきました。
地蔵平・地蔵堂です。釣り人に会いました。
実は恥ずかしながら地図で見て、このあたりに住宅があって自販機なんか置いてあったりするかな・・・なんて思いがあってこのルートを選んだのです。なんてバカな期待、まったくありませ~ん。
沢沿いの林道を丹沢湖へ向けて走ります。いや、疲れて歩いたり走ったりです。距離も見てないけどけっこう時間がかかりました。
浅瀬のゲートに到着。
今思うと、畦ヶ丸に行った方が楽だったかも・・・
丹沢湖の永歳橋を渡り、丹沢湖バス停へ。今日の走行距離、約33キロでした。
バスは臨時バスにすぐに乗れて山北駅へ。さくらの湯に入って帰りました。
丹沢山地の西端・三国山(みくにやま)から、丹沢北部の大室山(おおむろざん)間を、甲相国境尾根と呼ぶそうです。山梨県(甲斐国)と神奈川県(相模国)の県境に伸びる延長約20km、地図で見てもわくわくしてしまうような美しい尾根です。
城ヶ尾峠からは廃道と思われる道で信玄平、地蔵堂へと下りました。少々危ない道だったので注意が必要です。
朝8:00、JR駿河小山駅から富士箱根トレイルへのアクセスとして運行しているハイキングバスに乗り、明神峠へ。
約25分で明神峠、トレイルの入口に到着。
8:30スタート、まずは三国山へ。
芽吹いてきた木々の間を歩くのは気持ちいい・・・のはずが、まわりはバイクとかの騒音でかなりうるさいです・・・。富士スピードウエイも近くだし。
三国山(みくにやま・1343m)に到着。神奈川県、山梨県、静岡の県境になってますね。
広々としていました。向こう側に富士山が見えるのですが、緑が生い茂ると見えなくなりそうです。
マジですか・・・今日も熊鈴忘れてしまった。
三国山から三国峠へ。枯れ葉がたくさんつもったくだり道です。
鉄砲木ノ頭(てっぽうぎのあたま:1291m)に到着。(別名、明神山)
広々として富士山と山中湖が一望です。
切通峠へ。ひゃっほー!な道が・・・
これでもか~と続きます。
後でわかったのですが、この先の切通峠は、この尾根の最低地点とのことでした。
切通峠を過ぎ、高指山近くになると急坂になります。この何が書いてあるのかわからなくなった地図の左後ろを登って行きます。
ここで小学生とお父さんの親子が登ってました。私は山で子どもに会ったときは、「すげーなー!」と驚いてやります。だいたいその後、元気に登って行ったり、鼻を高くしてまんざらでもないような顔をしたりします、はい、とてもかわいいです。
高指山(たかさすやま・1174m)に到着。
ここにきて山中湖方面から吹奏楽の音が見事に響き渡ってきました。静かな山歩きはまだ少し先か・・・
かなり走れます。
尾根を巻いて進むような道がけっこう好きです。ここはすぐに終わっちゃいましたが・・・
石保土山(いしほどやま・1297m)に到着。展望がよかったです。
そしてまた、ズア~ア~とくだります。
樅ノ木沢の頭(1306m)、油沢ノ頭(1310m)、ブナノ丸と続き、こんなのの繰り返し~
菰釣山(こもつるしやま・1379m)に到着。明神峠から14キロでした。午前中に着けるだろうと思っていたのが、お昼を過ぎてしまいました。
天気は快晴で暑かったです。持ってきたドリンクは、ハイドレーションに水1リットル、別でスポーツドリンクを1リットルの計2リットル。この暑さだと水も補給食も足りなさそう・・・日陰に座って一人作戦会議。
時間ともに余裕があれば畦ヶ丸(あぜがまる)から大滝峠上を経て中川温泉をゴールにしたいと思っていたのですが、諦め、廃道らしき道を通って丹沢湖の東へおりてくるコースへ。これがエスケープルートになったのかどうかは、疑問なくらい時間がかかりました・・・。
城ヶ尾峠へ向けて1キロほどくだると、菰釣山避難小屋が。けっこう立派ですね。
急坂や急登が後半の脚の体力を奪います。
さあ、登ったぞ~
と思いきや、また一気に下り道。
ブナ沢ノ頭(1229m)、中ノ丸(1280m)とこんな感じで続き・・・
城ヶ尾山(じょうがおやま・1199m)に到着。
その後すぐ、城ヶ尾峠に到着。信玄平(しんげんだいら)へは廃止ルートに・・・
善之木・神地の反対方向に信玄平への道があります。
これです。ちょっと怖い気もしますねー。
いきなり木の橋が傾いてます。渡った後に撮りました。足元は笹をつかんでないと危ないほど道がくずれていました。
数か所、くずれているところがありましたが、通れないほどではありません。人の踏み後がついてました。
信玄平に到着。標識も、木のテーブルも朽ち果ててます。
大木が倒れてたり、木が朽ち果ててたり、さみし~い道です。
途中、鹿柵の向こうにきれいな桜の山景色が。
だいぶくだると杉林に。足元は積った杉の葉と、小枝がたくさん。杉の枝は足にからんできて、歩いててもこけそうになりました。
地蔵平の沢にでてきました。
地蔵平・地蔵堂です。釣り人に会いました。
実は恥ずかしながら地図で見て、このあたりに住宅があって自販機なんか置いてあったりするかな・・・なんて思いがあってこのルートを選んだのです。なんてバカな期待、まったくありませ~ん。
沢沿いの林道を丹沢湖へ向けて走ります。いや、疲れて歩いたり走ったりです。距離も見てないけどけっこう時間がかかりました。
浅瀬のゲートに到着。
今思うと、畦ヶ丸に行った方が楽だったかも・・・
丹沢湖の永歳橋を渡り、丹沢湖バス停へ。今日の走行距離、約33キロでした。
バスは臨時バスにすぐに乗れて山北駅へ。さくらの湯に入って帰りました。
2012年04月09日
丹沢トレイル、玄倉~檜洞丸~大石山
4月7日の土曜日、丹沢トレイルにでかけてきました。
玄倉(くろくら)から檜洞丸(ひのきぼらまる)、大石山へとまわる初めてのコース。新緑の頃には美しいブナの森が見れるであろう、なかなかいいコースでしたよ。
丹沢湖の東、玄倉から檜洞丸、大石山、ユーシンロッジへと時計周りにまわりました。
新松田駅から7:20発の富士急湘南バスに乗り、玄倉で下車。
バス停となりの丹沢湖ビジターセンターを8:20にスタートしました。
林道を2.4キロほど登った最初の分岐。
右へ行くとユーシンロッジ、左へ行くと石棚山方面。左へ進みます。
穴の平橋を渡るとすぐ、石棚山への階段があります。
ここからトレイルに入ります。入口向かいにトイレがありました。
杉林を抜けしばらく行くとえらい急な登りが。ここで道を間違えてしまいました。
(いくつか分岐があるのですが、ここは地図をちゃんと見ていればわかると思います)
地図にも「急坂」と載っているので間違いないだろうと登って行くと、次第に傾斜がきつくなり、さらに崩れやすく四つん這いでも登れないほどに・・・。足元からガラガラと崩れ去ってゆく石をながめながら「こんなの登山道じゃない・・・」と(かなり登ってから)気がつきました。
とにかく尾根を目指してなんとかたどり着きました。
あの四つん這いでビビリまくった姿は見られたくない。いや~沢登りとかしてる人達ってよくやるよ~。
尾根沿いをしばらく行くとまた杉木立が。
そして右側から登ってくる美しい道とキラキラ光るテープ。帰宅してから地図をよく見ると、やはり私の見落としでした。
石棚山稜はブナの林が続きます。夏は気持ちよさそうです。
檜洞丸へ向かう登山道はよく整備されてます。
お昼前、檜洞丸山頂(1601m)へ到着。
玄倉から檜洞丸山頂までGPS時計によると約10キロでした。この日、登山客とすれ違ったのはこの山頂と山頂付近だけ。
午前中は天候よく汗ばむほどでしたが、午後からは雲ってきて気温がぐっと下がって雪がちらほら降ってきました。
来た道を少し戻りユーシン方面へ。
これまた夏は美しくなりそうなトレイルを・・・
一気に駆け下ります。
木の階段と木道も続きます。
同角の頭(どうかくのあたま・1491m)に到着。玄倉から約12キロ地点。
大変良い展望です。今はさみしい風景ですが、葉が生い茂ると美しい山肌に変身するのでしょう。
同角の頭からの先、手前の青いテープと先のピンクのテープに要注意です。このまま行くとピンクテープのさらに下へくだってしまいそうですが・・・
実はピンクのテープからすぐに右へに道があります。(画像は下から撮ったもの) 張り紙は下から来た登山者にしか見えません。上からくだってくると、右へ行く道があるようには見えないので注意です。
ヤセ尾根と滑りやすい道が続きます。
しかーし、大石山付近は走れるトレイルに変わります。
低木が飛び出して頭にぶつかりそうになるところがけっこうありました。
鎖場だ。
登ったところ。この山稜も展望が大変いいです。
大石山山頂(1219m)に到着。玄倉から約14キロ地点。
ユーシンへはずっとくだりのテクニカルなコースです。大石山から1.5キロとありましたが、もっと距離があったように感じました。
ユーシン付近。杉木立が現れると、やっと麓にもどってきた~と感じますね。
河原にでてきました。
河原に出てすぐの橋を渡ると、ユーシンロッジにでてきました。
さあ、ここからスタート地点の玄倉まで10.3キロ。下り基調の林道を行きます。
玄倉川ユーシン渓谷沿いの玄倉林道です。
紅葉の時期に一度来たかったのですが、緑もないとパッとせず、景色は今一つでした・・・。
あ、でも何箇所かある隧道は良かったですね。特にこの岩をくりぬいただけのようなトンネル。
2011年10月にできたての新靑崩隧道。めっちゃきれい!
全長327m、他の隧道よりも距離が長くカーブになっているので、途中光が届かず前後真っ暗で何も見えなくなります。照明はありません。ライトが必要です。という私はライトを忘れ、壁つたいに手探りで抜けました。小石一つ落ちてなかった道に感謝です。
15:00、スタート地点の丹沢ビジターセンターに戻ってきました。本日の走行距離、約25キロでした。
15:06発の新松田行バスに乗り山北駅へ。駅前のさくらの湯のお風呂に入って帰りました。
玄倉(くろくら)から檜洞丸(ひのきぼらまる)、大石山へとまわる初めてのコース。新緑の頃には美しいブナの森が見れるであろう、なかなかいいコースでしたよ。
丹沢湖の東、玄倉から檜洞丸、大石山、ユーシンロッジへと時計周りにまわりました。
新松田駅から7:20発の富士急湘南バスに乗り、玄倉で下車。
バス停となりの丹沢湖ビジターセンターを8:20にスタートしました。
林道を2.4キロほど登った最初の分岐。
右へ行くとユーシンロッジ、左へ行くと石棚山方面。左へ進みます。
穴の平橋を渡るとすぐ、石棚山への階段があります。
ここからトレイルに入ります。入口向かいにトイレがありました。
杉林を抜けしばらく行くとえらい急な登りが。ここで道を間違えてしまいました。
(いくつか分岐があるのですが、ここは地図をちゃんと見ていればわかると思います)
地図にも「急坂」と載っているので間違いないだろうと登って行くと、次第に傾斜がきつくなり、さらに崩れやすく四つん這いでも登れないほどに・・・。足元からガラガラと崩れ去ってゆく石をながめながら「こんなの登山道じゃない・・・」と(かなり登ってから)気がつきました。
とにかく尾根を目指してなんとかたどり着きました。
あの四つん這いでビビリまくった姿は見られたくない。いや~沢登りとかしてる人達ってよくやるよ~。
尾根沿いをしばらく行くとまた杉木立が。
そして右側から登ってくる美しい道とキラキラ光るテープ。帰宅してから地図をよく見ると、やはり私の見落としでした。
石棚山稜はブナの林が続きます。夏は気持ちよさそうです。
檜洞丸へ向かう登山道はよく整備されてます。
お昼前、檜洞丸山頂(1601m)へ到着。
玄倉から檜洞丸山頂までGPS時計によると約10キロでした。この日、登山客とすれ違ったのはこの山頂と山頂付近だけ。
午前中は天候よく汗ばむほどでしたが、午後からは雲ってきて気温がぐっと下がって雪がちらほら降ってきました。
来た道を少し戻りユーシン方面へ。
これまた夏は美しくなりそうなトレイルを・・・
一気に駆け下ります。
木の階段と木道も続きます。
同角の頭(どうかくのあたま・1491m)に到着。玄倉から約12キロ地点。
大変良い展望です。今はさみしい風景ですが、葉が生い茂ると美しい山肌に変身するのでしょう。
同角の頭からの先、手前の青いテープと先のピンクのテープに要注意です。このまま行くとピンクテープのさらに下へくだってしまいそうですが・・・
実はピンクのテープからすぐに右へに道があります。(画像は下から撮ったもの) 張り紙は下から来た登山者にしか見えません。上からくだってくると、右へ行く道があるようには見えないので注意です。
ヤセ尾根と滑りやすい道が続きます。
しかーし、大石山付近は走れるトレイルに変わります。
低木が飛び出して頭にぶつかりそうになるところがけっこうありました。
鎖場だ。
登ったところ。この山稜も展望が大変いいです。
大石山山頂(1219m)に到着。玄倉から約14キロ地点。
ユーシンへはずっとくだりのテクニカルなコースです。大石山から1.5キロとありましたが、もっと距離があったように感じました。
ユーシン付近。杉木立が現れると、やっと麓にもどってきた~と感じますね。
河原にでてきました。
河原に出てすぐの橋を渡ると、ユーシンロッジにでてきました。
さあ、ここからスタート地点の玄倉まで10.3キロ。下り基調の林道を行きます。
玄倉川ユーシン渓谷沿いの玄倉林道です。
紅葉の時期に一度来たかったのですが、緑もないとパッとせず、景色は今一つでした・・・。
あ、でも何箇所かある隧道は良かったですね。特にこの岩をくりぬいただけのようなトンネル。
2011年10月にできたての新靑崩隧道。めっちゃきれい!
全長327m、他の隧道よりも距離が長くカーブになっているので、途中光が届かず前後真っ暗で何も見えなくなります。照明はありません。ライトが必要です。という私はライトを忘れ、壁つたいに手探りで抜けました。小石一つ落ちてなかった道に感謝です。
15:00、スタート地点の丹沢ビジターセンターに戻ってきました。本日の走行距離、約25キロでした。
15:06発の新松田行バスに乗り山北駅へ。駅前のさくらの湯のお風呂に入って帰りました。
2012年03月20日
春の曽我丘陵プチトレイルラン
3月17日、マラソン倶楽部の定例会で、春を感じに行こう!と曽我丘陵プチトレイルランにでかけました。
曽我丘陵は東海道線の国府津駅から北西に伸びる低い丘陵です。私は初めてのコース。
生憎の雨でしたが、気温は14度くらいでしたでしょうか、さほど寒くなく元気に小田原アリーナをスタートしました。超軽量ウインドブレーカーからゴミ袋まで・・・スタイルは様々ですね。
まずは国府津駅へ向かいます。
国府津駅付近。ここから楽しいアップダウンのはじまりです。
車もほとんど通らない田舎道。なかなかいいコースですよ~。
三国峠農道記念碑、というのがありました。
少々手ごわい登りがあったりといい負荷がかかります。しかも登ってくると寒くなってきました。
六本松跡です。
当倶楽部の新星、まっちゃん。ふだんは週に一、二度、5キロくらいしか走らないっていってたのに、素晴らしい走りっぷりでした。
梅がたくさんきれいに咲いていましたよ。
トレイルの入口。でもこの曽我丘陵のトレイルって、1キロくらいしかなかったんだよね。
でもすばらしいシングルトラック!
普段のトレーニングに、トレランデビューの方にも最適だと思いました。気持ちよくトレイルをぬけ、このあとは小田原アリーナまでおしゃべり満載で帰ってきました。
曽我丘陵は東海道線の国府津駅から北西に伸びる低い丘陵です。私は初めてのコース。
生憎の雨でしたが、気温は14度くらいでしたでしょうか、さほど寒くなく元気に小田原アリーナをスタートしました。超軽量ウインドブレーカーからゴミ袋まで・・・スタイルは様々ですね。
まずは国府津駅へ向かいます。
国府津駅付近。ここから楽しいアップダウンのはじまりです。
車もほとんど通らない田舎道。なかなかいいコースですよ~。
三国峠農道記念碑、というのがありました。
少々手ごわい登りがあったりといい負荷がかかります。しかも登ってくると寒くなってきました。
六本松跡です。
当倶楽部の新星、まっちゃん。ふだんは週に一、二度、5キロくらいしか走らないっていってたのに、素晴らしい走りっぷりでした。
梅がたくさんきれいに咲いていましたよ。
トレイルの入口。でもこの曽我丘陵のトレイルって、1キロくらいしかなかったんだよね。
でもすばらしいシングルトラック!
普段のトレーニングに、トレランデビューの方にも最適だと思いました。気持ちよくトレイルをぬけ、このあとは小田原アリーナまでおしゃべり満載で帰ってきました。
2012年02月13日
ホワイトクリスマスイブ in 箱根トレイル
すっかり前の話・・・昨年末のクリスマスイブなのですが、湘南ホノルルマラソン倶楽部のトレイル好きメンバーで、箱根トレイルを楽しんできました。今さらながらなのですが、せっかく写真も撮ったのでサラサラ~とアップいたします~。
メンバーは、nakaやんさん、K師匠、ダン隊員、アキさん、私の5名です。
写真は神山山頂にて。霧氷がびっしり、きれいでした~。
集合はバス停の仙石案内所前。(写真は箱根湯本駅)
私は一人、坂道を練習するため、箱根湯本駅からランで向かうことにしました。スタートは朝6:30。
練習といってものんびりですよ。箱根駅伝でもおなじみの登り坂コース。側溝から湯気がモクモク。
宮の下付近です。このあたりは少し道が平坦になり呼吸と足が楽になります。
風景を見る余裕がでてきます。
登りを終えて仙石原交差点につきました。
ここまで約12.5キロ、仙石案内所前はここを左折してすぐです。
バスで来た皆さんと合流、まずは湖尻自然探勝歩道へ向かいます。
湖尻自然探勝歩道を湖尻方面へ。
お散歩コースとしてもなかなかいいです。
芦ノ湖の深良水門付近。
山を眺めながら「雪降ってるな~」なんて会話をしております。
そして大涌谷に到着。
観光客の人がいっぱい。このあたり、寒いのと疲れがたまってきたのとで私は少しずつ遅れをとるようになってきました。
名物、真っ黒の温泉卵をいただきました。中は普通の茹で卵だな~。でも疲れた体にはいいです。塩をたくさんつけて食べると生き返りました。
大涌谷から神山へ向かいます。硫黄の煙とにおいがぷんぷん。
神々しい感じがしますね~。登りと岩がごろごろでとても走れるコースではありませんでした。
山頂付近は霧氷がとてもきれいでした。木々がいっぱいで眺望がいまひとつだったのが残念。しかも寒い~
冠ヶ岳、神山を経て駒ケ岳に到着。
見晴らしが素晴らしい~。ただ冷た~い風がきつくてきつくて、一番寒かったです。ロープウエイの駅で自販機のカップラーメンをいただきました。また生き返る~~。
そして帰路コース、早雲山をまわる道があるのですが、それよりもっと短く、湯ノ花沢へ出る道があるということで進むとこんな涸れた沢下り。廃道らしい・・・一人だと絶対行かないな~ってなところでした。
道なき道を行き、ショートカットのはずがえらい時間をくうことになってしまいました。なかなかの冒険でしたが、一人じゃびびって無理でしたね。でもトレイルでは何かあっても自己責任ですから、十分気をつけましょう~。
最後の道のり、箱根湯本へ抜けるトレイル、湯坂路です。
先ほどの駒ケ岳に別れを告げて、日が暮れる前に急げ、急げ。
(まあ、ちゃんとライトは携帯してきましたけどね)
日没とともに箱根湯本駅に着き、近くの温泉へゴール。
寒さがほんとにしみる一日でした。お風呂に入ると肌がビリビリ痛みましたよ。極楽極楽・・。
メンバーは、nakaやんさん、K師匠、ダン隊員、アキさん、私の5名です。
写真は神山山頂にて。霧氷がびっしり、きれいでした~。
集合はバス停の仙石案内所前。(写真は箱根湯本駅)
私は一人、坂道を練習するため、箱根湯本駅からランで向かうことにしました。スタートは朝6:30。
練習といってものんびりですよ。箱根駅伝でもおなじみの登り坂コース。側溝から湯気がモクモク。
宮の下付近です。このあたりは少し道が平坦になり呼吸と足が楽になります。
風景を見る余裕がでてきます。
登りを終えて仙石原交差点につきました。
ここまで約12.5キロ、仙石案内所前はここを左折してすぐです。
バスで来た皆さんと合流、まずは湖尻自然探勝歩道へ向かいます。
湖尻自然探勝歩道を湖尻方面へ。
お散歩コースとしてもなかなかいいです。
芦ノ湖の深良水門付近。
山を眺めながら「雪降ってるな~」なんて会話をしております。
そして大涌谷に到着。
観光客の人がいっぱい。このあたり、寒いのと疲れがたまってきたのとで私は少しずつ遅れをとるようになってきました。
名物、真っ黒の温泉卵をいただきました。中は普通の茹で卵だな~。でも疲れた体にはいいです。塩をたくさんつけて食べると生き返りました。
大涌谷から神山へ向かいます。硫黄の煙とにおいがぷんぷん。
神々しい感じがしますね~。登りと岩がごろごろでとても走れるコースではありませんでした。
山頂付近は霧氷がとてもきれいでした。木々がいっぱいで眺望がいまひとつだったのが残念。しかも寒い~
冠ヶ岳、神山を経て駒ケ岳に到着。
見晴らしが素晴らしい~。ただ冷た~い風がきつくてきつくて、一番寒かったです。ロープウエイの駅で自販機のカップラーメンをいただきました。また生き返る~~。
そして帰路コース、早雲山をまわる道があるのですが、それよりもっと短く、湯ノ花沢へ出る道があるということで進むとこんな涸れた沢下り。廃道らしい・・・一人だと絶対行かないな~ってなところでした。
道なき道を行き、ショートカットのはずがえらい時間をくうことになってしまいました。なかなかの冒険でしたが、一人じゃびびって無理でしたね。でもトレイルでは何かあっても自己責任ですから、十分気をつけましょう~。
最後の道のり、箱根湯本へ抜けるトレイル、湯坂路です。
先ほどの駒ケ岳に別れを告げて、日が暮れる前に急げ、急げ。
(まあ、ちゃんとライトは携帯してきましたけどね)
日没とともに箱根湯本駅に着き、近くの温泉へゴール。
寒さがほんとにしみる一日でした。お風呂に入ると肌がビリビリ痛みましたよ。極楽極楽・・。
2011年10月11日
神奈川県の最高峰、蛭ヶ岳
近頃トレイルにどっぷりはまりつつあるnakaやんさんにおともして、神奈川県の最高峰、蛭ヶ岳へ行ってきました。「日本人なら富士山に登れ」なんてセリフをどっかで聞いたことがありますが、nakaやんさんいわく、「神奈川県民ならまず蛭ヶ岳へ!」らしいです。
湘南ホノルルマラソン倶楽部・男子会メンバー、右からアキさん、nakaやんさん、私の3人で行ってきました。スタートは秦野ビジターセンター(大倉バス停)です。
蛭ヶ岳は丹沢の奥深いところにあるので、ハイキングだと大倉バス停から6時間以上かかりそうです。でもここはトレイルランナーの強み、軽量、快足で進みます。
朝7時、大倉バス停を出発して塔ノ岳山頂へ到着。2時間弱で着きました。私たち、散々おしゃべりをしながらですから、まあいいペースですね。
塔ノ岳から丹沢山へ向かう路、紅葉がはじまり秋らしくなってきてます。
丹沢は奥深くっていいよな~・・なんて話をしております。
丹沢山のまわりは極上トレイル、クマザサの路を軽快に行きます。
見通しの良い、大きなアップダウンの尾根沿いの路、素晴らしい~!
振り返ってもいい感じです。
右後ろに蛭ヶ岳。だいぶ近づいてきました。なぜかグラビアアイドル風のnakaやんさん・・・
さらに進むと鬼ヶ岩。この岩の間からきれいに蛭ヶ岳が望めます。
岩場を下って最後のひと登り~~
蛭ヶ岳山頂、1,672.7メートルに到着。
ここまで4時間弱でした。途中、速いトレイルランナーさんにもぬかされましたが、まずまずでしょう。マラニック気分ですから。山頂は十数人のハイカーさんでにぎわっていましたよ。
30分ゆっくり休憩の後、来た道を戻ります。
もう一度鬼ヶ岩付近の岩場を登ります。これ、すべっておちたら大変なことに・・・じゃすまないか・・。
nakaやんさん、やっぱりなんかしてしまうのね。
帰り道も極上トレイル!
もっと紅葉が進むと、秋の山につっこむようなランになるんだろうな~。また来たいなあ・・。
この後、丹沢山、塔ノ岳へと戻り、大倉尾根をかっ飛ばして下山。人気の尾根で人が多いので、十分注意して走らなければいけませんが、ほんとにいいコースです。大倉~蛭ヶ岳間、おすすめです。
湘南ホノルルマラソン倶楽部・男子会メンバー、右からアキさん、nakaやんさん、私の3人で行ってきました。スタートは秦野ビジターセンター(大倉バス停)です。
蛭ヶ岳は丹沢の奥深いところにあるので、ハイキングだと大倉バス停から6時間以上かかりそうです。でもここはトレイルランナーの強み、軽量、快足で進みます。
朝7時、大倉バス停を出発して塔ノ岳山頂へ到着。2時間弱で着きました。私たち、散々おしゃべりをしながらですから、まあいいペースですね。
塔ノ岳から丹沢山へ向かう路、紅葉がはじまり秋らしくなってきてます。
丹沢は奥深くっていいよな~・・なんて話をしております。
丹沢山のまわりは極上トレイル、クマザサの路を軽快に行きます。
見通しの良い、大きなアップダウンの尾根沿いの路、素晴らしい~!
振り返ってもいい感じです。
右後ろに蛭ヶ岳。だいぶ近づいてきました。なぜかグラビアアイドル風のnakaやんさん・・・
さらに進むと鬼ヶ岩。この岩の間からきれいに蛭ヶ岳が望めます。
岩場を下って最後のひと登り~~
蛭ヶ岳山頂、1,672.7メートルに到着。
ここまで4時間弱でした。途中、速いトレイルランナーさんにもぬかされましたが、まずまずでしょう。マラニック気分ですから。山頂は十数人のハイカーさんでにぎわっていましたよ。
30分ゆっくり休憩の後、来た道を戻ります。
もう一度鬼ヶ岩付近の岩場を登ります。これ、すべっておちたら大変なことに・・・じゃすまないか・・。
nakaやんさん、やっぱりなんかしてしまうのね。
帰り道も極上トレイル!
もっと紅葉が進むと、秋の山につっこむようなランになるんだろうな~。また来たいなあ・・。
この後、丹沢山、塔ノ岳へと戻り、大倉尾根をかっ飛ばして下山。人気の尾根で人が多いので、十分注意して走らなければいけませんが、ほんとにいいコースです。大倉~蛭ヶ岳間、おすすめです。
2011年09月25日
箱根外輪山、トレラン一人前コース!
箱根のおいしいところを丸ごと、一気に楽しめる箱根外輪山を走ってきました。
芦ノ湖の南、箱根峠をスタートして、外輪山を時計回りに、三国山、丸岳、金時山、明神ヶ岳、明星ヶ岳、搭ノ峰、そしてゴールは箱根湯本駅。箱根ならではの風景を楽しみながら、極上のトレイルロードが楽しめる、超おすすめのコースです。ただ距離は32キロと長いので、エスケープルートなども要確認のこと。町のいたるところに温泉があるのも箱根のおいしいところですヨ。
このコースはランネットトレイルの、トレイルコースのコーナーでも紹介されています。「制覇できたら一人前のトレイルランナー」なんてタイトルで。で、私はこのコースを「一人前コース」と言っています。
今回は湘南ホノルルマラソン倶楽部・男子会のメンバーで行きました。左からキドッピーさん、アキさん、アッキーさん、nakaやんさん、そして私の5人です。
箱根湯本駅から箱根町行きのバスに乗り終点へ。そこから道なりに進み、道の駅・箱根峠まで約1キロ歩きます。
道の駅のすぐ前にトレイルの入口があります。
樹林帯をぬけ、まず最初の「お~っ」という声がでるところ、海の平にでてきました。
見通しがとてもいいところですが、この時期は草丈が高く今一つでした。
外輪山の西側は、芦ノ湖スカイラインが並行しています。けっこうバイクが飛ばしてます。
少し行くとドライブインまであります。トレイルを走るのに気分的にちょっとがっかり。
ドライブインのお店の裏にこんな看板が。「絶景」
絶景なのか・・じゃ、見に行こう!と少しコースをはずれ一同で登ります。
お~っ!素晴らしい絶景!
何度かここは通ってるけど、こんなにきれいな見晴らし台があったとは。
最初の山、三国山へ向けて続く細いトレイル。静かでとてもいい道です。
三国山山頂(1101m)に到着。
見晴らしはまったくなし。右側、作り物の丸太、後ろ側に山頂の表示があり、見落としやすい。
先日の猛烈な台風の影響で、足元は吹き飛ばされた落ち葉だらけ。数日間の大雨の後で、泥まみれを覚悟してたのですが、ぬかるみなんかはほとんどなし。むしろ程よく湿ってびっくりするほどトレイルの状態がよかったです。
しばらく下って湖尻峠が見えてきました。舗装路を渡り、山の右側に見える道を登ります。
急坂なのでゆっくり登ります。
振り返ると、登って来た道と芦ノ湖が一望です。
笹の道を登ります。
長尾峠を過ぎ、次の山頂、丸岳(まるたけ・1156m)の電波塔が見えてきました。
丸岳付近の景色も最高です。
箱根の町と富士山がよく見えるポイントなのですが、この日は曇り。コース全体でも富士山を楽しめるはずだったのですが、今日はお預けとなりました。
金時山の麓、乙女峠へ。なだらかな道が続き気持ち良く走れますよ~!
乙女峠を過ぎ、金時山山頂へ。金時へ登る道ならではの、ゴロゴロとした石が増えてきました。
金時山山頂(1212m)に到着~。ここでおおよそ半分です。
え~、山頂の様子や風景を写した画像がありませんので、nakaやんさんのこの決めポーズで。(石原裕次郎世代!?)晴れた日は富士山がすそ野まできれいに見える、人気の山です。
で、山頂での記念写真はこのマサカリを持ってネ!金太郎伝説の山ですから。
金時山を後にし、矢倉沢峠へ降り、明神ヶ岳を目指します。ここからはアップダウンの繰り返し。後半ということもあって、疲れているときついです。後ろには箱根峠からずーっと走って来た尾根が見えます。けっこうな距離ですね~。
振り返って金時山に別れを告げます。
さあ、ひと登りすると笹のトンネルをゆくジェットコースターの道です。
止まらない止まらない~
火打石岳(988m)を過ぎたところ。右上の尾根、明神ヶ岳が見えてきました。めっちゃ気持ちよさそうな尾根でしょ~?
その前にひと登り。
尾根沿いは最高~です。金時山(一番右側)もどんどん遠くなってきました。
秋の気配、ですね~。山頂までもう一息。
明神ヶ岳山頂(1169m)に到着。
次の明星ヶ岳へ、またジェットコースターのようなアップダウン。
明星ヶ岳付近。後ろは宮城野へ下る分岐点です。
陽も暮れかかっています。急げ急げ~。
結局ゴール前に陽も落ちてしまい、最後は携帯電話で足元を照らしながら下る始末。皆さま、無理はせず、時間に余裕を持って安全なトレランをお楽しみください。
しかし、慣れた山でヘッドライトと手持ちのライトがあれば、真夜中トレイルも楽しそう~いつか行こう・・・とひそかに思っているのでした。
芦ノ湖の南、箱根峠をスタートして、外輪山を時計回りに、三国山、丸岳、金時山、明神ヶ岳、明星ヶ岳、搭ノ峰、そしてゴールは箱根湯本駅。箱根ならではの風景を楽しみながら、極上のトレイルロードが楽しめる、超おすすめのコースです。ただ距離は32キロと長いので、エスケープルートなども要確認のこと。町のいたるところに温泉があるのも箱根のおいしいところですヨ。
このコースはランネットトレイルの、トレイルコースのコーナーでも紹介されています。「制覇できたら一人前のトレイルランナー」なんてタイトルで。で、私はこのコースを「一人前コース」と言っています。
今回は湘南ホノルルマラソン倶楽部・男子会のメンバーで行きました。左からキドッピーさん、アキさん、アッキーさん、nakaやんさん、そして私の5人です。
箱根湯本駅から箱根町行きのバスに乗り終点へ。そこから道なりに進み、道の駅・箱根峠まで約1キロ歩きます。
道の駅のすぐ前にトレイルの入口があります。
樹林帯をぬけ、まず最初の「お~っ」という声がでるところ、海の平にでてきました。
見通しがとてもいいところですが、この時期は草丈が高く今一つでした。
外輪山の西側は、芦ノ湖スカイラインが並行しています。けっこうバイクが飛ばしてます。
少し行くとドライブインまであります。トレイルを走るのに気分的にちょっとがっかり。
ドライブインのお店の裏にこんな看板が。「絶景」
絶景なのか・・じゃ、見に行こう!と少しコースをはずれ一同で登ります。
お~っ!素晴らしい絶景!
何度かここは通ってるけど、こんなにきれいな見晴らし台があったとは。
最初の山、三国山へ向けて続く細いトレイル。静かでとてもいい道です。
三国山山頂(1101m)に到着。
見晴らしはまったくなし。右側、作り物の丸太、後ろ側に山頂の表示があり、見落としやすい。
先日の猛烈な台風の影響で、足元は吹き飛ばされた落ち葉だらけ。数日間の大雨の後で、泥まみれを覚悟してたのですが、ぬかるみなんかはほとんどなし。むしろ程よく湿ってびっくりするほどトレイルの状態がよかったです。
しばらく下って湖尻峠が見えてきました。舗装路を渡り、山の右側に見える道を登ります。
急坂なのでゆっくり登ります。
振り返ると、登って来た道と芦ノ湖が一望です。
笹の道を登ります。
長尾峠を過ぎ、次の山頂、丸岳(まるたけ・1156m)の電波塔が見えてきました。
丸岳付近の景色も最高です。
箱根の町と富士山がよく見えるポイントなのですが、この日は曇り。コース全体でも富士山を楽しめるはずだったのですが、今日はお預けとなりました。
金時山の麓、乙女峠へ。なだらかな道が続き気持ち良く走れますよ~!
乙女峠を過ぎ、金時山山頂へ。金時へ登る道ならではの、ゴロゴロとした石が増えてきました。
金時山山頂(1212m)に到着~。ここでおおよそ半分です。
え~、山頂の様子や風景を写した画像がありませんので、nakaやんさんのこの決めポーズで。(石原裕次郎世代!?)晴れた日は富士山がすそ野まできれいに見える、人気の山です。
で、山頂での記念写真はこのマサカリを持ってネ!金太郎伝説の山ですから。
金時山を後にし、矢倉沢峠へ降り、明神ヶ岳を目指します。ここからはアップダウンの繰り返し。後半ということもあって、疲れているときついです。後ろには箱根峠からずーっと走って来た尾根が見えます。けっこうな距離ですね~。
振り返って金時山に別れを告げます。
さあ、ひと登りすると笹のトンネルをゆくジェットコースターの道です。
止まらない止まらない~
火打石岳(988m)を過ぎたところ。右上の尾根、明神ヶ岳が見えてきました。めっちゃ気持ちよさそうな尾根でしょ~?
その前にひと登り。
尾根沿いは最高~です。金時山(一番右側)もどんどん遠くなってきました。
秋の気配、ですね~。山頂までもう一息。
明神ヶ岳山頂(1169m)に到着。
次の明星ヶ岳へ、またジェットコースターのようなアップダウン。
明星ヶ岳付近。後ろは宮城野へ下る分岐点です。
陽も暮れかかっています。急げ急げ~。
結局ゴール前に陽も落ちてしまい、最後は携帯電話で足元を照らしながら下る始末。皆さま、無理はせず、時間に余裕を持って安全なトレランをお楽しみください。
しかし、慣れた山でヘッドライトと手持ちのライトがあれば、真夜中トレイルも楽しそう~いつか行こう・・・とひそかに思っているのでした。
2011年08月18日
鍋割山荘の鍋焼きうどんを食べるぞ!の巻
14日の日曜日、湘南ホノルルマラソン倶楽部の男子会(勝手につけた)メンバーで、鍋割山(なべわりやま)山頂にある鍋割山荘のうどんを食べにいくことにしました。鍋割山は丹沢山系の一つ。鍋割山荘の鍋焼きうどんはけっこう有名です。
しかしなぜこの一番暑い時期に鍋焼きうどん?
今回このメンバーで走るのは初だったので、なんか目的があったほうがおもしろいかな~、なんてノリだったかと・・・。
コースは大倉バス停~西山林道~鍋割山~塔ノ岳~三ノ塔~大倉バス停です。
写真は大倉バス停スタート後の西山林道です。
何カ所か沢を通ります。沢の水を頭からかぶると気持ちいい~。
林道から本格的なトレイルに入るところで、ヤマビル対策、蛭よけスプレーを吹きかけます。その名もヤマビルファイター。直訳するとヤマビルの戦士?
ここは道かいな? 沢のように岩がごろごろ。
きれいな杉林の中を行きます。
木の根がむきだしの登りで、走っていけるところではありません。
まだか、まだかと思いながら長~い登りが続きます。
途中、私が知ったかぶりをして「もう少しですよ!」と言ってしまい、それからが長かった・・・ごめんなさい。
もうムシムシして暑いんです。途中会ったハイカーさんたちも汗だくでしたね。
暑い暑いと言いながら、山頂(1272m)に到着~。
いきなりうどんを食ってるようですが、到着してからかき氷を食べようか、うどんを食おうかと散々迷いました。到着するハイカーさん達は次々と炭酸飲料とかき氷をご注文! 絶対かき氷だよな~、と言いながらも、しばらくすると体も冷え、腹も減り、うどんを食う気満々に!
鍋割山荘の鍋焼きうどんです。
山の上でこれだけのうどんが食えるのは幸せ、おいしい!
他にもいろんなメニューがありますよ。
腹もいっぱいになり、もう帰ろうか~、なんて冗談も言いながら次の塔ノ岳(1491m)を目指します。
鍋割山~塔ノ岳間は極上のトレイルです。きれいなブナの森に、心地よい風が吹きぬけます。空は雲が多く、日差しがでたり、隠れたり・・・。
塔ノ岳山頂が見えました。
きれいな青空に展望を期待!
う~、雲が多くて眺望はほとんどダメでした。
山頂はたくさんのハイカーさんでにぎわっていました。
そしてお楽しみ、下りの続く三ノ塔尾根を目指します。
日差しがでてきて暑い~
と思えばいきなり雲の中・・・。天然ミストシャワーが超気持ちいいです。
途中、こんな鎖場もありますが、鎖がしっかりしていて登りやすいです。
三ノ塔(1204m)に到着。
避難小屋があるだけでした。陽もささなくなって景色は楽しめず。
三ノ塔からは下るだけ。
階段と木の根、石ころだらけの道が続きます。けっこう走れるって聞いたのですが、私の思っていたのとは違いましたね。疲れて力がでなかったのか、2度ほど足首をグキッといきそうになりました。
萩山林道に出てきました。
ここからは風の吊り橋(大倉バス停)まで舗装路を突っ走ります。
風の吊り橋に到着~。は~やれやれ・・といったところです。
この後は秦野の温泉、湯花楽でお風呂につかり、さっぱりして帰りました。
2011年08月08日
不老山、一番乗りはクモの巣だらけ
朝8:00、御殿場線に乗って静岡県の駿河小山駅にやってきました。
駿河小山駅から明神峠、湯舟山、不老山を走ろうと思いましたが、明神峠へ向かう途中、道を間違えてしまい1時間半のロス、なんという方向音痴・・・・。
う~、駿河小山駅から9:00発の明神峠へ行くバス(画像)を待って素直に乗っていけばよかった・・・。このバスは次回利用しよう。
ここは駅前の通りを右へ数百メートル進んだところ。
ここの踏切を渡った右手に健康福祉会館ふじみセンターがあります。後ろに見えるは、雪化粧をしていない夏の富士山です。
健康福祉会館ふじみセンターです。
ここに地図では「ゆ」のマークがあったのでちょい見てみると、すでに事情によりやってないとのことでした。
そして、ここにいた男性が、丹沢湖にぬける世附峠が通行止めになっていることやら、不老山へ登るにも通行止めのルートがあることを教えてくださいました。ありがたや、ありがたや・・。
予定していたルートを変更して、小山町が推進している(たぶん)、富士箱根トレイルの一部であるルートで不老山へ直で登ることにしました。この富士箱根トレイルというもの、箱根町の金時山から足柄~不老山~湯船山~三国山~富士山須走口五合目へと続くコースです。(小山町の町おこしの企画でしょうね)
ふじみセンター前の橋を渡り、交差点を右方向へ進みます。
登山道へはこの商店の先、川のあるところから入れます。私はこの商店の隣から入りましたが、この先から入った方がわかりやすかったかと。
住宅地の中、沢沿いを行くと富士箱根トレイルの看板が。
最初は薄暗~いトレイルです。
ちょっと怖いなぁー熊が出てきたらどうしよう・・・・あーっ、熊鈴忘れた!
ここ、ただでさえ人がほとんど通らないっていうのに、これは怖いぞ~
ず~っと続く杉木立。
この杉木立の中って、クモの巣だらけ! 誰も通ってないのがよくわかります。木の枝を片手に、魔法使いのように前でクルクルさせて、クモの巣をはらいながら進みます。ちょっとバカっぽい・・・。
そしてクマさんに出会わないように、いち、に!いち、に!と声を上げながら進みます。はずかしいので、どうか山ガールさん達とは出会いませんように、と思いながら・・・
山頂まで2キロ、登りがきつくなってきました。
少々見晴らしのいいところ、山頂に到着と思いきや、200メートル手前の見晴らしスポットでした。でも展望狭し。このあたりの分岐で、はじめてハイカーの方に会いました。
こちらが不老山山頂。
見晴らしは今一つ。季節にもよるのでしょうが、ここに来るまでも見晴らしのいいところはなかったかと。
通行止めの案内もはってありました。
ここから山市場方面へ下ります。
わかりづらいですが、けっこう急な下りです。
鹿柵ぞいに行きます。
特にこのあたりはクモの巣がひどい! 油断すると顔面でクモの巣につっこんで、うっぷっぷ!! 頭もクモの糸だらけ。
番ケ平に到着~。
この近辺でやっと二人目のハイカーさんに会いました。私の進行方向から来たはずなのに、私はクモの巣にひっかかる、ひっかかる! ハイカーさん、うまくよけて来たね?
途中、崩落してるところが。
これは危険ですねー。足元に気をつけて進みます。
その先にはさらにひどい崩落地帯が!! 絶対突破は無理。
ここは迂回路がありました。さぞや他の通行止めのところもひどいのでしょう。
杉木立は続くよどこまでも~
登山道をでてきました。
棚沢キャンプ場前から降りてきた山を振り返ります。走りやすいトレイルでよかったけど、展望がほとんどなくて、ちと残念でした。
その後は舗装路を走り、清水橋を渡り、JR谷峨駅を通過。
旧道76号線を通って山北駅へ向かいます。
サイクリングの集団と何組もすれ違いました。ほぼ同じルートの国道246号線より断然交通量が少なく安全でした。
ゴールはここ!JR山北駅前にある山北町健康福祉センター。
3階にさくらの湯というお風呂施設があります。なんと400円! さっぱりして帰りました~。
今日の走行距離、ロスした分も入れて28キロほどでした。
2011年06月27日
箱根プチトレイルラン!湯坂路(鎌倉古道)
週末日曜日に行ってきました。
箱根湯本駅すぐの湯坂路・入口から登り、浅間山、鷹巣山を往復するコースです。所要時間はランナーの方で往復3時間ほどでしょうか。行きは緩やかな登り、帰りはジェットコースターのような下りです!(ハイカーの方々に注意して) 特に秋冬は枯れ草が刈り込まれ、非常に見通しがよい道です。うちの子どもたちも小学1年生のときに連れて行き、すごい勢いで下ってました。
箱根湯本駅をスタートです。天候は曇りときどき雨。
駅前の道、国道1号線を約300メートルほど登ると左手に入口があります。(写真向こうから手前に向かって進んできます)
しばらくはガレた道・・・薄暗い木陰の中を進みます。
そして石畳の道が続きます。
小雨が降って濡れているので大変すべりやすくなっています。下りは慎重に。中にはほんとによくすべる岩があってズルッといくことが何度か
お次は木の根っこ。
これも登りはいいのですが、下りでは勢いもついてつまづいたり、ひっかかったりするので要注意です。
草がうっそうと生い茂る細い道。
こういうところはクモの巣が顔にひっかかって嫌なのですが、今日は先客がいたのでしょう、切れた後がちらほら・・ちょっとありがたい。
浅間山まで50分の表示。
ゆるやかな登りが続きます。健脚な方は走って登れるでしょう。
ここまで来ると急に空の視界が開けます。山頂はもうすぐそこ。
浅間山山頂に到着。
ハイキングにはばっちりのロケーションです。ここからさらに進んで隣の鷹巣山へ向かいます。(すぐですヨ)
両脇にアジサイがたくさん植えられているのですが、今年は開花はまだのようでした。写真はヤマアジサイかツルアジサイでしょうか。
一か所、急坂を登ります。
ヒャッホーな道の先・・・
鷹巣山に到着。
天気がいい日はここもハイカーの方々で賑わいますよ。(国道・バス停からも近いです)
もう少し先に行くと、反対側の湯坂路入口にでます。
いいなーこの広々とした道。
国道1号線、湯坂路入口にでてきました。(ここまでバスでもこれますよ)
ここからは来た道を戻ります。ヒャッホーな下りの連続。比較的安全なトレイルですが、飛ばしすぎて制御できなくならないよう十分注意しましょう。
山を降りたら、温泉。箱根は最高~。
今回のランは、次の日曜にせまった北丹沢のレースの準備のためでした。特に持ち物のテストですね。リュックには水を2リットル入れて重さを確かめました。今まで1リットル以上積んだことがなかったので。走ってみると腰のあたりにリュックが強くあたり、こすれて痛くなりました。
あと下りでで爪をいためることが多いので、靴ひもを強めにしばると、かかとが靴ずれになったり・・・。試してみてわかることってたくさんありますね。
はあ~、当日まで1週間きったぞ。プレッシャーに弱い私ですが、なんとか覚悟は決めました。緊張するので、心静かに待とうと思います。
箱根湯本駅すぐの湯坂路・入口から登り、浅間山、鷹巣山を往復するコースです。所要時間はランナーの方で往復3時間ほどでしょうか。行きは緩やかな登り、帰りはジェットコースターのような下りです!(ハイカーの方々に注意して) 特に秋冬は枯れ草が刈り込まれ、非常に見通しがよい道です。うちの子どもたちも小学1年生のときに連れて行き、すごい勢いで下ってました。
箱根湯本駅をスタートです。天候は曇りときどき雨。
駅前の道、国道1号線を約300メートルほど登ると左手に入口があります。(写真向こうから手前に向かって進んできます)
しばらくはガレた道・・・薄暗い木陰の中を進みます。
そして石畳の道が続きます。
小雨が降って濡れているので大変すべりやすくなっています。下りは慎重に。中にはほんとによくすべる岩があってズルッといくことが何度か
お次は木の根っこ。
これも登りはいいのですが、下りでは勢いもついてつまづいたり、ひっかかったりするので要注意です。
草がうっそうと生い茂る細い道。
こういうところはクモの巣が顔にひっかかって嫌なのですが、今日は先客がいたのでしょう、切れた後がちらほら・・ちょっとありがたい。
浅間山まで50分の表示。
ゆるやかな登りが続きます。健脚な方は走って登れるでしょう。
ここまで来ると急に空の視界が開けます。山頂はもうすぐそこ。
浅間山山頂に到着。
ハイキングにはばっちりのロケーションです。ここからさらに進んで隣の鷹巣山へ向かいます。(すぐですヨ)
両脇にアジサイがたくさん植えられているのですが、今年は開花はまだのようでした。写真はヤマアジサイかツルアジサイでしょうか。
一か所、急坂を登ります。
ヒャッホーな道の先・・・
鷹巣山に到着。
天気がいい日はここもハイカーの方々で賑わいますよ。(国道・バス停からも近いです)
もう少し先に行くと、反対側の湯坂路入口にでます。
いいなーこの広々とした道。
国道1号線、湯坂路入口にでてきました。(ここまでバスでもこれますよ)
ここからは来た道を戻ります。ヒャッホーな下りの連続。比較的安全なトレイルですが、飛ばしすぎて制御できなくならないよう十分注意しましょう。
山を降りたら、温泉。箱根は最高~。
今回のランは、次の日曜にせまった北丹沢のレースの準備のためでした。特に持ち物のテストですね。リュックには水を2リットル入れて重さを確かめました。今まで1リットル以上積んだことがなかったので。走ってみると腰のあたりにリュックが強くあたり、こすれて痛くなりました。
あと下りでで爪をいためることが多いので、靴ひもを強めにしばると、かかとが靴ずれになったり・・・。試してみてわかることってたくさんありますね。
はあ~、当日まで1週間きったぞ。プレッシャーに弱い私ですが、なんとか覚悟は決めました。緊張するので、心静かに待とうと思います。
2011年06月19日
山蛭(ヒル)まみれ!雨上がりの丹沢
なんでこんな日に丹沢に、山ヒル注意なんて書かれてるところにトレラン(トレイルランニング)に行くかな~、俺。
ほんとにバカだと思いました。山ヒル対策もしないで、走ってれば大丈夫だろう、靴についたりしたら振りはらえばいいだろう・・・なんて思っていたのです。
スタート地点は神奈川県・宮ヶ瀬湖の少し南、土山峠。
本厚木駅からバスで宮ヶ瀬湖行きに乗り約40分。目的地まで、買ったばかりの防水デジカメの説明書を読んだり、地図を見たり。土山峠から辺室山~三峰山~大山~浅間山を通り、鶴巻温泉がゴール。
ここを走るのは2回目。前回は11月中頃に来ました。そのときはここで降りた人が5,6人はいたかな。今回は誰もいません。貸切か~と、ほんのり笑みが。
黄色い看板、おー、熊に注意の看板が新しくなっている。清川村付近では昨年も熊の目撃情報等がニュースになってましたからね。
ちゃんと熊鈴を装備してますよ。
天気は小雨が降ったり止んだり。防水デジカメだから大丈夫だよ・・・そんなことを思いながら、登山口に丁寧に置いてある「蛭よけ」の薬品を無視して入って行きました。ゴールの鶴巻温泉を楽しみにして。
先の方の視界は悪く、なんか西洋の怖~い映画のよう。静かに進んでたら熊ともはちあわせそう。
しかし、このとき、すでに別のものがじわじわと・・・
くるぶしあたりに チクッ あれ?
靴下をめくってみると、あーっ!咬まれてる~。これが山ヒル? 思ったより小さいのでこんなものか・・・と。振りはらうと血がジュルッ。
このあたりはヒルに注意って地図にも載ってるしな。まあ、先を急ごう。
少し行くと、今度はひざの裏にチクッ、えっ?
見るとゲイター(ふくらはぎ用のタイツ)をよじのぼったのか、3匹も咬んでいる。また血がジュルッ。少し後悔の念が・・来た道をもどって薬品を塗りに帰った方がいいか・・・いや、このヒルが出るってところを急いで抜けたほうがいいか・・。よし、急ごう。
辺室山で写真を撮るつもりが、いつの間にか過ぎていました。
また少し行くと、あれ?あれ?あれ? なんだか靴にどんどんよじのぼってくる・・・ヒル、ヒル、ヒル。やばい~!! あわてて小さな切り株の上にのって払い落しました。
どうしよう、とりあえず物見峠まで行こうか。急げば数分で行けるし。
途中、小さなヒルがクネクネと数匹。靴に咬みついて離れないので仕方なく汗をふくために持っていたハンドタオルで バシッ!バシツ!
地面を見ると、土の中からニョッキリとヒルが出てきて「こんにちは」? いや、「いただきます」って言った? ニョッキニョッキとシャクトリムシを硬直させたような、くの字型で近づいてきた! やばいやばい。またあわてて切り株に待避。まさか靴の中に入ってないだろうなーと靴を脱いでみると、「なんでお前は靴の中にいる?」
なんとか物見峠まで来た。
台の上でしばらく考えた、というか、もうかなり戦意喪失。鶴巻温泉付近でもヒルに咬まれてる人がいたのを思いだし、絶対無理だ。
台の上で、靴の裏から這い上がってきたのか、また1匹姿を見せた。これは子どもか、ほとんどがこのサイズだった・・・ここまでは。
あれ? この紐を通すところに・・・
めくってみると、ニョロ~・・
早く一番近いところから降りよう。物見峠から一番近い下山口は、煤ヶ谷(すすがや)のようだ。地図には “ヒルに注意” もう十分ヒルは見たよ、血も吸われたよ。ここからならずっと下りみたいだ。走っていけばなんとかなるか・・。(←甘い、甘い、甘いんだよ~)
よし、行こう!!! 気合いを入れてダッシュ~~
で、100メートルほど進んでちょっと気になって靴を見ると・・・
ギ、ギエ~~~ッ!!!
ひい、ふう、みい・・・ いや、二、四、六・・・ いや、四の八の・・あーわからん! 片足だけですでに十数匹!!! しかもでかいのも混じってる! もっていたハンドタオルでバシッ!バシッ!バシバシバシッ!!! ふと地面を見ると、えっ?えっ?えっ?
ニョキニョキニョキ~ あたり一面からヒルが湧き出してきた!
こ、これはホラー映画? 思いだしたのは “もののけ姫” “風の谷のナウシカ” 高橋留美子の “笑う標的”
す、すさまじい数だ~!!
100メートルほど走っては払い落し、また100メートル走っては払い落しの繰り返し。崩落してるところが何か所もあり危険。倒れこんだらそれこそ全身ヒルまみれだ。
途中、木の台があり待避。昔遊んだ鬼ごっこ、高い所に登ったらセーフ、みたいなのを思いだした。でもこれはかなりリアルだ。
ヒルまみれの写真は撮る間もなく、また後で振り返るのも嫌だと思い撮ってません。
ヒルは人や動物が口から吐く二酸化炭素を感じて土中からでてくるのだとか、テレビで見た。
再現してみようと、台の上にしゃがんで地面に ふ~っと息を吹きかけると、と、と~??? ニョキニョキニョキ~~ うお~っテレビでみたのと同じ。あれって外国じゃなかったんだ、こんな近く、いや目の前の現実だとは。
これってあれですよ、女性が鼻の頭になんか貼って皮脂をとるってやつ。白い皮脂がびっしり、みたいな。まさしくそんな光景。
中には大きな奴がまたシャクトリムシのような歩みでどんどん近づいてくる。しかも一歩がでかい! これまた子どものときに遊んだ、グーリーコ!を思いだした。 さしずめ、さっきゲイターの上まで登ってきたやつらは “チ・ヨ・コ・レ・イ・ト” だったのか・・。
煤ヶ谷まであと2.2キロ。トレイルの2.2キロは長いぞ~。
もうこの後はひたすら走ってはヒルを払い落し、走っては・・・の繰り返し。止まると硬そうな地面だろうが岩場だろうが、出てくる出てくる。あー、もう絶対来ないぞ、絶対来ないぞ。
アスファルトを踏んだ時はほんとにホッとしました。
登山口で老夫婦が「ヒルがすごかったでしょう?」と声をかけてくれました。
少し前に足が血だらけになった親子が降りてきたそうです。 かなりかわいそうな状態だったとか。
こ、この道をハイキングで降りてきた? 恐ろしい・・・
今日みたいな雨上がりの日は、ヒルは特に活発になるそうです。私は一人でよかった。子どもはかわいそ過ぎるよ。
山中は6キロほど、このあとせっかくなので茅ケ崎の自宅までゆっくり走って帰りました。合計32キロほど。
自宅に帰っても絨毯の上、布団の上・・・どこからともなくヒルがわいてくるような錯覚が。
大変勉強になりました。
6月21日 追記
物見峠~煤ヶ谷間は、絶好の絶叫区間であるが、崩落してる場所があるので要注意。
ほんとにバカだと思いました。山ヒル対策もしないで、走ってれば大丈夫だろう、靴についたりしたら振りはらえばいいだろう・・・なんて思っていたのです。
スタート地点は神奈川県・宮ヶ瀬湖の少し南、土山峠。
本厚木駅からバスで宮ヶ瀬湖行きに乗り約40分。目的地まで、買ったばかりの防水デジカメの説明書を読んだり、地図を見たり。土山峠から辺室山~三峰山~大山~浅間山を通り、鶴巻温泉がゴール。
ここを走るのは2回目。前回は11月中頃に来ました。そのときはここで降りた人が5,6人はいたかな。今回は誰もいません。貸切か~と、ほんのり笑みが。
黄色い看板、おー、熊に注意の看板が新しくなっている。清川村付近では昨年も熊の目撃情報等がニュースになってましたからね。
ちゃんと熊鈴を装備してますよ。
天気は小雨が降ったり止んだり。防水デジカメだから大丈夫だよ・・・そんなことを思いながら、登山口に丁寧に置いてある「蛭よけ」の薬品を無視して入って行きました。ゴールの鶴巻温泉を楽しみにして。
先の方の視界は悪く、なんか西洋の怖~い映画のよう。静かに進んでたら熊ともはちあわせそう。
しかし、このとき、すでに別のものがじわじわと・・・
くるぶしあたりに チクッ あれ?
靴下をめくってみると、あーっ!咬まれてる~。これが山ヒル? 思ったより小さいのでこんなものか・・・と。振りはらうと血がジュルッ。
このあたりはヒルに注意って地図にも載ってるしな。まあ、先を急ごう。
少し行くと、今度はひざの裏にチクッ、えっ?
見るとゲイター(ふくらはぎ用のタイツ)をよじのぼったのか、3匹も咬んでいる。また血がジュルッ。少し後悔の念が・・来た道をもどって薬品を塗りに帰った方がいいか・・・いや、このヒルが出るってところを急いで抜けたほうがいいか・・。よし、急ごう。
辺室山で写真を撮るつもりが、いつの間にか過ぎていました。
また少し行くと、あれ?あれ?あれ? なんだか靴にどんどんよじのぼってくる・・・ヒル、ヒル、ヒル。やばい~!! あわてて小さな切り株の上にのって払い落しました。
どうしよう、とりあえず物見峠まで行こうか。急げば数分で行けるし。
途中、小さなヒルがクネクネと数匹。靴に咬みついて離れないので仕方なく汗をふくために持っていたハンドタオルで バシッ!バシツ!
地面を見ると、土の中からニョッキリとヒルが出てきて「こんにちは」? いや、「いただきます」って言った? ニョッキニョッキとシャクトリムシを硬直させたような、くの字型で近づいてきた! やばいやばい。またあわてて切り株に待避。まさか靴の中に入ってないだろうなーと靴を脱いでみると、「なんでお前は靴の中にいる?」
なんとか物見峠まで来た。
台の上でしばらく考えた、というか、もうかなり戦意喪失。鶴巻温泉付近でもヒルに咬まれてる人がいたのを思いだし、絶対無理だ。
台の上で、靴の裏から這い上がってきたのか、また1匹姿を見せた。これは子どもか、ほとんどがこのサイズだった・・・ここまでは。
あれ? この紐を通すところに・・・
めくってみると、ニョロ~・・
早く一番近いところから降りよう。物見峠から一番近い下山口は、煤ヶ谷(すすがや)のようだ。地図には “ヒルに注意” もう十分ヒルは見たよ、血も吸われたよ。ここからならずっと下りみたいだ。走っていけばなんとかなるか・・。(←甘い、甘い、甘いんだよ~)
よし、行こう!!! 気合いを入れてダッシュ~~
で、100メートルほど進んでちょっと気になって靴を見ると・・・
ギ、ギエ~~~ッ!!!
ひい、ふう、みい・・・ いや、二、四、六・・・ いや、四の八の・・あーわからん! 片足だけですでに十数匹!!! しかもでかいのも混じってる! もっていたハンドタオルでバシッ!バシッ!バシバシバシッ!!! ふと地面を見ると、えっ?えっ?えっ?
ニョキニョキニョキ~ あたり一面からヒルが湧き出してきた!
こ、これはホラー映画? 思いだしたのは “もののけ姫” “風の谷のナウシカ” 高橋留美子の “笑う標的”
す、すさまじい数だ~!!
100メートルほど走っては払い落し、また100メートル走っては払い落しの繰り返し。崩落してるところが何か所もあり危険。倒れこんだらそれこそ全身ヒルまみれだ。
途中、木の台があり待避。昔遊んだ鬼ごっこ、高い所に登ったらセーフ、みたいなのを思いだした。でもこれはかなりリアルだ。
ヒルまみれの写真は撮る間もなく、また後で振り返るのも嫌だと思い撮ってません。
ヒルは人や動物が口から吐く二酸化炭素を感じて土中からでてくるのだとか、テレビで見た。
再現してみようと、台の上にしゃがんで地面に ふ~っと息を吹きかけると、と、と~??? ニョキニョキニョキ~~ うお~っテレビでみたのと同じ。あれって外国じゃなかったんだ、こんな近く、いや目の前の現実だとは。
これってあれですよ、女性が鼻の頭になんか貼って皮脂をとるってやつ。白い皮脂がびっしり、みたいな。まさしくそんな光景。
中には大きな奴がまたシャクトリムシのような歩みでどんどん近づいてくる。しかも一歩がでかい! これまた子どものときに遊んだ、グーリーコ!を思いだした。 さしずめ、さっきゲイターの上まで登ってきたやつらは “チ・ヨ・コ・レ・イ・ト” だったのか・・。
煤ヶ谷まであと2.2キロ。トレイルの2.2キロは長いぞ~。
もうこの後はひたすら走ってはヒルを払い落し、走っては・・・の繰り返し。止まると硬そうな地面だろうが岩場だろうが、出てくる出てくる。あー、もう絶対来ないぞ、絶対来ないぞ。
アスファルトを踏んだ時はほんとにホッとしました。
登山口で老夫婦が「ヒルがすごかったでしょう?」と声をかけてくれました。
少し前に足が血だらけになった親子が降りてきたそうです。 かなりかわいそうな状態だったとか。
こ、この道をハイキングで降りてきた? 恐ろしい・・・
今日みたいな雨上がりの日は、ヒルは特に活発になるそうです。私は一人でよかった。子どもはかわいそ過ぎるよ。
山中は6キロほど、このあとせっかくなので茅ケ崎の自宅までゆっくり走って帰りました。合計32キロほど。
自宅に帰っても絨毯の上、布団の上・・・どこからともなくヒルがわいてくるような錯覚が。
大変勉強になりました。
6月21日 追記
物見峠~煤ヶ谷間は、絶好の絶叫区間であるが、崩落してる場所があるので要注意。